天窓からの雨漏り工事

今回は、天窓からの雨水の侵入が確認されたため、お施主様のご希望で天窓の入れ替え工事を依頼されました。
実際に交換をどのようにするのか写真を使い分かり易く解説していきます。

瓦屋根について

現在一般住宅使用される最も古い屋根材は瓦屋根と言われています。
初期費用は他の屋根材に比べると高額になりますが、耐久性・断熱性・遮音性に優れており、ほとんど塗装メンテナンスをする必要がなくランニングコストを抑えることができるのが特徴です。

トップライト(天窓)について

窓には様々な種類があり、中でもトップライト(天窓)は採光性・通気性に優れており壁面の窓に比べて3倍の採光効果があると規定されています。
通気性に関しては、開閉式の天窓を付けることで、壁面だけで換気を行う際と比べて最大で4倍も風通しがよくなると言われています。
その他のメリットとして、プライバシーが守られる、光熱費が削減できるなどメリットは御座いますが、もちろんデメリットもあります。天窓は天井に穴を開けるのと変わりないので、雨漏りをする可能性が高くなります。その他に雨音が響きやすかったり、暖房・冷房の効果が弱くなったり、掃除がしずらいなどといったデメリットも御座います。

天窓の入れ替え工事の手順

天窓の隙間から雨水の侵入が確認できたので、周りを綺麗にして入れ替えます。

まず、既存の瓦をトップライト廻りを含め少し大きく解体します。

すると、瓦の下から1次防水でもあるルーフィング(防水紙)と瓦桟(瓦を引っ掛ける木)が現れます。

次にルーフィングシートの下にあるビスを外して天窓本体を取り外します。

その後、クレーン車を使い天窓を下へと降ろします。

しっかりと固定をして落ちないように慎重に降ろします。

天窓を取り外すと、すぐに室内の内装が現れます。
下地を張替え、新しく取り付ける天窓に合わせて開口を調整します。

天窓を野地開口の取り付け位置に合わせてビスどめをして、内装とのバランス等も考慮しながら慎重に仕上げていきます。

調整が終わったら新規の天窓を設置していきます。
その後、雨水の侵入がないようにルーフィングを貼ります。裏面に特殊粘着質の素材があるので下地との密着性能が上がるため、雨水の侵入を防ぎます。

天窓の周りに専用水切り板金セットを加工して取り付けます。
その後、元のように瓦桟を再施工します。

瓦桟を取り付け終わったら、瓦を並べて、天窓の下側と瓦との隙間から直接雨が侵入しないように専用エプロンを取り付けて仕上げになります。

群馬県 木村

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