台風での雨漏り!雨漏りの原因と台風前の対策を解説

知識・ノウハウ
雨漏りの質問

台風が来る前にやるべきことって何??

台風が到来すると、普段降る雨とは違った 横殴りの強い暴雨や暴風に変わり、雨漏りする危険性が通常の雨に比べて格段に高まります。

台風のような暴雨・暴風でも、台風前にちょっとしたメンテナンスを行うことで、雨漏りが引き起こるリスクを抑えることができるのです。

この記事では、台風が到来する前に、誰でも簡単にできる、雨樋・ベランダ・屋根でのメンテナンス方法を解説します。

台風シーズンが到来する前に、この記事に目を通し事前に備えることで雨漏りを未然に防ぎましょう。

台風での被害は火災保険が適用出来る可能性があります。こちらの記事にて火災保険は解説しております↓

この記事の目次

台風による雨漏り被害

瓦のズレ

まずは、台風での雨漏り被害について解説します。
台風時には、劣化している箇所や、施工不良のある箇所から雨漏りが引き起こります。雨漏りがしやすい箇所は主に4つあります。

・屋根
・外壁
・窓周辺
・ベランダ

屋根からの雨漏りの原因

スレート屋根の破損

屋根は、日々紫外線や雨風にさらされています。それらのダメージが積み重なり台風時に表面に現れ、屋根材に大ダメージを与えます。
ダメージを受けた屋根材が破損することで雨漏りを引き起こすのです。

外壁・窓周辺からの 雨漏り

外壁材の劣化

外壁・窓周辺からは、コーキングの劣化による雨漏りが非常に多いです。コーキングの劣化によりひび割れなどで、隙間ができてしまい雨漏りを引き起こすのです。コーキングの寿命は約5年程度ですので、再度業者に頼んでメンテナンスをしてもらいましょう。

ベランダからの雨漏り

ベランダ防水加工

ベランダは、床面の防水塗装が劣化している場合や、床に亀裂が入っている場合、台風の暴風雨をきっかけに雨漏りを引き起こします。いずれも早めにメンテナンスを依頼して修理費用が安く済むうちに直してしまいましょう。

↓コーキングの劣化についてはこちらの記事で詳しく解説しています

台風の時だけ雨漏りする理由

大雨による雨漏り

通常時の雨では雨漏りしないのに、台風時や強風時の雨の時だけ雨漏りするということがあります。

なぜ、そんなことが起きるのか?理由があります。
通常時の弱い雨とは違って、台風時などの強い雨の際は、横から殴るような雨や、一度地面に落ちた雨が跳ね上がるような雨に変わります。
そうすることによって、普段の雨では侵入しないような箇所から雨漏りが発生するのです。
また、換気扇や通風口などからも侵入している場合があります。

強風時だけの雨漏りだとしても、一度プロにめてもらいましょう。放っておくと被害が悪化する可能性がありますので、注意が必要です。

台風の前に行うべき雨漏りへの備え

雨漏りの被害

天気予報で台風がくることを聞き、慌てて庭の植木鉢や自転車を屋内に入れたりする経験は誰しもがあると思います。
その時に一緒にやっておきたいのが、雨樋・ベランダ・屋根の点検です。

特に、雨樋とベランダはきちんと点検してキレイにしておかないと、台風や大雨などで雨漏りの原因になりえます。

また、劣化した屋根の点検もしておかないと、暴風で吹き飛ばされて歩行者や車、住宅などに被害を与える可能性があります。屋根材が瓦の場合、瓦がなくなることで雨漏りを引き起こすリスクも高まります。

台風前にメンテナンスしなかったばかりに、台風直撃中に雨漏りしてしまい、しばらくの間、雨漏りした部屋で過ごすなんてことには なりたくないですよね!次の章では、雨漏りを事前に防ぐ、それぞれの箇所のメンテナンス方法を解説いたします。

台風前に備える雨樋のメンテナンス方法

雨樋の雨漏り

どの家の軒先にも雨樋は設置されていますが、皆さんは定期的に雨樋の掃除をしていますか?
雨樋の掃除をせずに放置した場合、落ち葉やゴミなどが大量に詰まってしまい、そのままにしておくと雨水を受け止める能力が皆無になってしまいます。

通常の雨程度では、大きな影響はありませんが台風となると話は別です。
台風時には、短時間で大量の雨が雨樋に降り注ぐのですから、雨樋にゴミが詰まっていると雨水が溢れかえり、軒先部分に雨水が跳ね返ってしまうのです。

「軒先といえども屋根なんだから少々雨水が当たっても大丈夫でしょ」と思ったら大間違いです。軒先部分は「雨仕舞」と呼ばれる「水が入ってこないような仕組み」で施工されてはいるものの、それはあくまでも「上から下」に流れる水であって、下からバシャバシャと跳ね返ってくる水に対しては、大きな効力を発揮しません。

ゴミの詰まった雨樋を放置しておくことは、「軒先から雨水をそそぎ入れているようなもの」なのです。
台風シーズン前だけとは言わず、1シーズンに1回は雨樋を点検して、落ち葉やゴミ、植物が詰まっているようならキレイに取り除きましょう。

簡単にできる、台風に備える雨樋の掃除方法

雨樋の詰まり

雨樋を掃除するために必要なのは、「脚立」「軍手」「水が入ったペットボトル」です。

スコップや火ばさみなどを用意してもよいですが、屋根に上り慣れていない方が脚立に上るだけで危険なので、片手がふさがる道具類は持たないほうがよいでしょう。

雨樋は、定期的に掃除をしておけばいきなり「竪樋の中までゴミでびっしり」ということはありませんし、集水器の上には網がついていて、落ち葉などが入らないようになっていますので、軍手さえあればほとんどのごみは除去できます。ただし、鳥の巣や泥の塊など、軍手で除去できない場合は落下しないように気を付けながらスコップなどを持って行ってください。

雨樋が家の周りをぐるりと1周している場合は、全周確認してもよいですが、大変なので「集水器」と呼ばれる部分を重点的に掃除しましょう。

集水器の周辺のごみを除去したら集水器の中を覗いてみて、詰まりがないか確認してください。集水器を掃除した後、見える範囲の軒樋を見渡して、目立った汚れやゴミが無ければオッケーです。

ここで、ペットボトルの登場です。ペットボトルはできれば2リットル程度の大きめなものにしましょう。
集水器や軒樋の掃除が終わったら、軒樋から集水器に向かってペットボトルの水を流してみてください。水が滞りなく流れ、竪樋から出てくれば成功です。

竪樋から出てこない、もしくは出てくる量が少ない場合は竪樋が詰まっている可能性があるので、竪樋を掃除しなければなりません。まずは、水を流しながら竪樋を軽く叩いてみてください。それでも流れないようなら、針金などで上から突いて詰まりを解消します。再度水を流して、無事に出てくれば完了です。

台風に備えるベランダのメンテナンス方法

排水溝の詰まり

木造住宅の場合、ベランダはFRPなどの素材によって防水処理が行われています。ベランダ部分には、軒が出ている場合がほとんどなので、雨水が直接振り込むことはあまりありません。ですので普通の暮らしをしていれば雨漏りのリスクはそれほど高くありません。

しかし、台風などの暴風雨は別です。
強風によって、大量の雨がベランダに吹き込みますので、排水口の詰まりを放置しておくと、たまった水が排出さ