雨漏り補修に使えるパテを解説!【2025年版】

雨漏りを自分で補修しようと考えたとき、ホームセンターなどで手に入るさまざまな補修グッズに目が行く方も多いでしょう。その中でも、壁面のひび割れなどに使用される「パテ」は、手軽に扱えるため、雨漏り対策として使えないかと考える人もいるかもしれません。しかし、パテが本当に雨漏り補修に適しているのか、使用する際に注意すべき点はあるのかなど、気になる点も多いはずです。そこでこの記事では、雨漏り補修にパテを使うことは可能なのか、どのような場合に有効か、また使う際のポイントについて詳しく解説していきます。自分で補修を考えている方はぜひ参考にしてください。

目次

雨漏り補修に使うパテとは?

雨漏り パテ

パテは、基本的にクロス貼りなどの下地処理として、不陸調整、石膏ボードの継ぎ手の目地の段差を平滑にしたり、釘やビスの穴を塞ぎ面を平にするために使用されます。

雨漏りが発生した際に、まずは屋根や壁の状態をチェックしましょう。
補修方法には、防水材を使う方法やパテを使う方法などがあります。
パテは比較的簡単に使用できるため、DIYでの補修に向いています。また、補修用のテープもあり、使用方法は簡単であり、価格も手頃です。

ただし、自分で修理する場合は注意が必要です。
修理方法を誤ると、水漏れがさらにひどくなることがあります。
また、雨漏りが壁に浸透した場合は、内部に水がたまっている可能性があるため、早急に対処する必要があります。

壁面の雨漏りで使われるパテ

雨漏り パテ

雨漏り補修で使用されるパテとは、壁面のひび割れを埋めるセメントのことで、 セメントパテとも呼ばれます。
モルタルや窯業サイディングは共にセメントでできているため、馴染みやすいです。
パテはシーリングと異なり乾燥すると硬化するのが特徴です。
パテも基礎コンクリートやレンガ、タイル目地など種類が豊富です。
壁面の補修の場合、“壁用”と記載されたものを選びましょう。 容量によって価格は異なります。 チューブに入った200ml程度の少量なら500円くらいです。

雨漏りや塗装に使われるパテの種類

モルタル外壁 雨漏り 補修

パテと言っても、様々な種類があります。

石膏系パテ
下塗りパテとして使われる事が多く、「水と練り合わせると硬化が始まる」という特徴があります。

炭酸カルシウム系パテ
仕上げ用のパテとして使われる事が多いです。 「乾燥すると硬化する」という特徴があります。 樹脂が配合されており、ペーパーでも削りやすいです。

エポキシ系パテ
仕上げ用として使われる事が多いパテです。 とても硬くなる事が特徴です。 使用する際には、もう1液を混ぜてから硬化させます。

パテを用いた雨漏り修理のポイント

パテを用いて雨漏りを修理する際のポイントを以下にまとめます。

1. 適切なパテの選択

パテにはさまざまな種類があり、使用目的や場所によって適したパテが異なります。特に雨漏りの補修には耐水性と弾力性を兼ね備えたシリコン系やウレタン系のパテがおすすめです。

2. 修理箇所の清掃

パテがきちんと接着するためには、修理箇所の清掃が不可欠です。汚れや水分、古いパテの残りなどをしっかりと除去しましょう。

3. パテの適切な塗布

パテを適量取り、ひび割れや穴などの修理箇所に均一に塗布します。パテが厚すぎると乾燥に時間がかかりますし、薄すぎると補修力が落ちてしまいます。

4. パテの乾燥・硬化

パテが完全に乾燥し、硬化するまで時間を置くことが重要です。完全に乾燥していない状態で雨や風にさらされると、修理がうまくいかない可能性があります。

5. 仕上げと保護

乾燥後、パテの表面をなめらかにするためにサンドペーパーで研磨します。最後に防水塗料などを塗ると、より一層の防水性を得ることができます。

これらがパテを用いた雨漏り修理の基本的なポイントです。しかし、雨漏りの原因や状況によっては、プロの専門家に依頼することも重要な選択肢となるでしょう。自分での修理に自信がない場合、または修理後も雨漏りが止まらない場合は、専門家による診断を受けることをおすすめします。

雨漏り補修に使われるのはシーリング?パテとの違い

シーリング 雨漏り 補修

シーリングとパテは一見、どちらも充填するという意味では同じように感じますが、使い方は全く異なります。

パテは、
主に凹凸部分を平らにする際に使用される材料です。
特徴として、全部が硬化し固くなるという点です。
そのため、基本的には硬い場所などにおいて活躍する充填材料になります。

パテが使われるシーンは、主に壁面の欠損補修や、ボードが貼られた軒天や室内の天井・壁面などとなります。
隙間などを埋める役割を果たしています。

シーリングは、外壁や屋根のひび割れ(クラック)補修はもちろんのこと、
外壁の隙間の処理や外壁材の繋ぎ目の処理、雨漏り補修などに使われています。

パテとの大きな違いとしては、表面は硬化しますが、中は柔らかいままなので、硬い部分と柔らかい部分にも使用する事ができます。
また、完全に硬くならないために、家の揺れや収縮などにも強いのが特徴です。

パテ以外にも雨漏りを補修できるものはある

防水テープ 雨漏り

雨漏りの際の穴埋めに使える道具はパテ以外にもいろいろあります。
ここでは工具店やホームセンター、ネット通販などで手に入れることが出来るものを紹介します。
紹介するのが、防水テープです。
防水テープを使用することで、窓の冊子や壁のひび割れ、天井の穴などを補修することができます。
500円~1000円ほどで購入可能で、使用方法は簡単で、雨漏り箇所に貼るだけの作業で誰でも行いやすいのが特徴です。
防水テープは「アルミ製」や「ゴム製」など、種類によって使える場所と使えない場所があるので、選ぶ際には注意が必要です。

雨漏りは早めに業者に修理してもらいましょう

専門家に修理を依頼する場合は、無料で見積もりを出してくれる業者もあります。
修理にかかる価格は、補修箇所や使用する材料によって異なります。ただし、雨漏りの修理は放置すると、建物の劣化やカビなどの原因となり、建物全体の修理につながることがあるため、早めに対処することがポイントです。

雨漏り補修のパテ まとめ

雨漏りのまとめ

大切な家の雨漏り修理は、信頼できる業者に任せるのが肝心です。信頼できる業者をきちんと見極めるには、雨漏り修理についての知識を深め、業者選びのポイントをしっかりおさえておきましょう。

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栃木県の雨漏り修理の臼井進

こんにちは
屋根雨漏りのお医者さん栃木県担当の臼井です。
弊社は、雨漏り修理専門のプロ集団で構成された会社です。
私自身は、一級建築士・基幹技能士・一級建築板金技能士など数多くの資格を保有して活動しております。
総合実績11万件以上で皆様の知る建物を数多く修繕してきました。


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