雨漏りで畳が濡れてしまった場合どうすればいいの?対処方法を解説

賃貸物件で雨漏りが起きた場合

雨漏りが発生し、畳が濡れてしまった場合、「どうすればいいのかわからない」と戸惑う方も多いのではないでしょうか。畳は湿気に弱く、水分を含んだまま放置してしまうと、カビの発生や腐食、異臭などの原因になってしまいます。さらに、畳の下の床材にまで水が染み込むと、住宅全体の構造にも悪影響を及ぼす可能性があるため、早急な対応が重要です。
この記事では、雨漏りによって畳が濡れてしまった場合に取るべき対処法や注意点、そして再発を防ぐためのポイントについて詳しく解説していきます。突然の雨漏りに慌てることがないよう、いざという時の参考にしていただければと思います。

目次

雨漏りが起こる原因は何?

雨漏りは、屋根や外壁、べランなど家の至る所から発生します。

雨漏りが引き起こる原因は大きく分けて3つあります。日々のダメージが蓄積されて引き起こるような経年劣化が原因の場合が多いですが、他にも台風などの自然災害が原因であったり、新築で多い施工不良などが原因で引き起こります。
雨漏りが引き起こると壁紙にカビが生え黒くなったり、柱など至る所の木材を腐らせたりと様々な被害をもたらします。

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畳が濡れている場合は結露の可能性もある

雨漏り 結露

鉄筋コンクリート住宅の場合、特に注意が必要なのが「結露」です。寒い時期になると、室内と室外の温度差によって窓や壁に結露が起きます。室内の暖かい空気は水分を多く含んでいるため、窓際や壁際で冷やされると、空気中の水分が冷やされて水滴となるのです。

結露によってできた水滴は窓や壁をつたって畳に染み込み、カビの原因となるおそれがあります。

自分でできる結露対策としては、次の4つが挙げられます。
・加湿器の使用や部屋干しで、湿度を上げすぎないように注意する。
・こまめに換気をして、空気を循環させる。
・結露の発生しにくい暖房家具を使用する(エアコン・床暖房など)。
・結露対策グッズを使用する(結露防止シート・テープ・フィルムなど)。

結露を防ぐためには、室内の湿度管理を行なうこと、換気をして空気を循環させることが大切です。冬場の結露を完全に防ぐのは難しいため、結露対策グッズを使って対処するのがよいでしょう。

雨漏りで畳が濡れた時の対処方

雨漏り 畳

雨漏りによって畳が濡れてしまった場合、まずは新聞紙や乾いたタオルを使ってできるだけ水分を吸い取ってください。
この時、新聞紙やタオルを畳に擦り付けてしまうとかえって水分が畳の内部にまで染み込んでしまうため、擦らないようにしましょう。

水分を吸い取ったあとは、天日干しやドライヤーなどを活用して乾かしてください。

雨漏りの量が多く、畳の内部まで水が染み込んでいる場合は、風通しのいい場所に畳を置いて乾燥させることがポイントです。
水分が残ったままだと、畳が傷んだりカビの原因になったりするため、しっかりと乾燥させてください。

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畳にカビが生えた時の対処方

雨漏り 畳 カビ

畳を濡れたまま放置しておくと、カビが発生してしまうことがあります。

畳は湿気に弱いです。カビやダニといったハウスダストは、湿度が高い場所によく発生します。つまり、畳が濡れたことによりカビやダニにとって大変住み着きやすい環境になってしまっているのです。さらに今の住宅は、室内が温かいので、カビやダニが繁殖しやすい環境になってしまいます。

ちなみに、カビやダニは約25℃。湿度は約80%前後が発生しやすい条件とされています。

カビは繁殖スピードが早いので、発生したらなるべく早く掃除をして増加を防ぐことが大切です。

準備するものは乾いた雑巾(布)、ブラシかタワシ、掃除機、エタノール配合の消毒液等です。
カビ取り製品も市販されていますが、強力なので弱っている畳を傷めてしまう可能性があるので避けたほうが無難です。
エタノールのほかにお酢の酸性成分はカビ取りにも有効なので安心して使えます。

掃除をする前に窓を開けて換気をし、マスクを着用してから始めてください。

畳の表面の目に沿って掻き出すようブラシをかけ、掃除機でカビを吸い取ってください。
掃除機をかけた後は乾拭きをし、エタノールもしくは10倍に薄めた酢を雑巾につけて畳の目に沿って拭いて、再度乾拭きしたら終了です。

エタノールは畳の色を変色させてしまうこともあるので、目立たないところで試してから使うようにしましょう。

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畳にシミができた時の対処方

雨漏り 畳 粉

畳が濡れると濡れた場所がシミになって残ってしまうことがあります。

畳を傷めずにできる染み抜きとしてオススメなのが粉末を使う方法で、塩・小麦粉・粉末洗剤・ベビーパウダーなど自宅にあるもので手軽に行えます。

方法は簡単で、シミの部分に粉末をかけて湿ってきたら掃除機で吸い取り、固く絞った雑巾で拭くだけです。
掃除機で吸う前にブラシ等を使って汚れを掻き出すと奧まで綺麗にできます。

意外な方法として、市販の絨毯用シミ取り剤を使う方法もあります。

タオルにシミ取り剤を付け、シミの上からポンポンと何度もたたくとシミが浮き出てくるので、水で濡らした別の雑巾で叩くようにして汚れを吸い取ります。
重要なのがすべて「叩く」ことで、擦ってしまうとシミがひどくなってしまうので必ず守りましょう。

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畳は雨漏り以外でも濡らさないようにしましょう

畳は雨漏り以外でも、濡れてしまうことがあります。
窓や壁の結露であったり、布団を敷きっぱなしであったりと濡れてしまう原因は多々あります。
出来るだけ、布団を片付けたり、加湿器など湿度を高ないことが望ましいです。
畳は植物を幾重にも重ねているため、水分をため込みやすく、蒸発しにくい構造になっています。そのため、カビやダニの繁殖には最適な環境なのです。

雨漏りの原因は屋根とは限らない

和室 雨漏り

せっかく畳のケアや交換を行っても、しっかり雨漏り修理を行っていないと畳にシミやカビの発生を繰り返すため、雨漏りの原因を把握して修理することが重要です。

雨漏りの原因把握は難しく、必ずしも屋根からの雨漏りとは限らず、壁やベランダ・窓・サッシなど様々な場所が原因となります。

雨漏りの原因がよくわからないときは、雨漏り修理の専門業者に依頼することをオススメします。

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畳の張り替え方法について

雨漏り 畳

◆裏返し
畳は両面使えるため、裏返しにする方法です。しかし、ただ畳を裏返すだけではなく、畳表を剥がします。基盤となる畳床から、畳表を裏返し、裏側の使っていなかった面を表側にします。もし濡れた場合でなくても、畳は年を経るごとに劣化していきますので、2~3年を目安に交換するとよいでしょう。

また、5年以上経過してしまっている畳の場合、両面ともに傷んでしまっていたり、変色をしていたりする可能性があります。その際は次に紹介する表替えをしてみましょう。

◆表替え
裏返しをしたものや、両面とも傷んでしまった畳は表替えをおこないます。表替えというのは、名前の通り畳の表面である畳表を替えることです。つまり、畳床は変えずに畳表と畳縁だけ新しいものに交換するのです。表替えをした畳はいぐさの香りが漂います。お部屋の空気をきれいにしてくれるため、とてもリフレッシュできるでしょう。

◆新品の畳にする
畳は、使う状況によって変わりますが、10年を目安につくられています。畳の踏み心地や、凹みが気になるなど畳が傷んでしまった場合は、新しいものに取り換えてしまいましょう。

畳の交換にかかる費用はどのくらい?

雨漏り 畳

長年放置して、畳のカビやシミが自分で対処できるレベルではない場合は、畳の「交換」を行う必要があります。

畳の交換に必要な費用の目安はいぐさのレベルや畳の種類にもよりますが、2万円前後が必要です。

ただし、表面的な部分だけの被害であれば、「交換」ではなく、表面のいぐさを剥がして裏返す「裏返し」や、表面のいぐさを丸ごと交換する「表替え」で対応可能な場合もあります。

「裏返し」や「表替え」を行った場合は交換よりは安価となり、8,000~10,000円の費用となります。

畳の雨漏り対策

畳の雨漏り対策は、主に予防策と応急処置の2つに分けられます。下記にそれぞれについて詳しく説明します。

予防策

  1. 窓周りのチェック: 窓や窓枠の状態を定期的にチェックしましょう。窓ガラスが割れていたり、窓枠が傷んでいたりすると雨漏りの原因となります。また、窓のサッシ部分のシーリング(防水材)が劣化している場合も雨漏りのリスクがありますので、定期的にチェックとメンテナンスを行いましょう。
  2. 防水工事: 屋根や外壁の防水工事も雨漏りを防ぐ大切な対策の一つです。特に古い建物では防水性が低下していることが多いため、定期的な点検と適時の補修・改修を行うことが重要です。
  3. 換気: 高い湿度がカビの繁殖を促すため、換気を行い室内の湿度を適切に保つことも大切です。

応急処置

  1. 水分の拭き取り: 畳が濡れた場合はすぐに乾いた布などで水分を拭き取り、速やかに乾燥させましょう。水分をそのままにすると、畳にカビが生えやすくなります。
  2. 畳の乾燥: 畳を速やかに乾燥させるために、エアコンや除湿器を使うと良いでしょう。また、可能であれば畳を直射日光の当たる場所に移動させ、自然に乾燥させることも効果的です。
  3. プロへの依頼: 畳が濡れたまま時間が経つとカビが生えやすくなります。自分で対応が難しい、または雨漏りが止まらない場合は、すぐにプロの業者に依頼しましょう。

以上のように、予防と応急処置の両方を行うことで、畳の雨漏りから生じる様々な問題を防ぐことが可能です。

畳の寿命は?濡れると短くなる?

畳の寿命は、使用状況や環境によって大きく異なりますが、一般的には約10年程度とされています。ただし、日本の伝統的な畳は表替え(畳表を新しいものに交換すること)を行うことで、さらに長く使い続けることが可能です。畳表の交換は、見た目の新しさを保つだけでなく、畳の中のダニやカビを減らす効果もあります。

畳が濡れると、その寿命は確実に短くなります。水分は畳表のイグサの腐敗を早めるだけでなく、畳の芯材であるわらやコンパネ(合板)にも悪影響を与え、カビやダニの発生を促進します。濡れた畳は速やかに乾燥させることが非常に重要で、乾燥が不十分な場合は畳を交換する必要があるかもしれません。

畳を長持ちさせるためには、定期的に陽の光を当てて湿気を取り除く、重い物を長時間同じ場所に置かない、清掃時は掃除機で優しく吸い取るなどのケアが推奨されます。

雨漏りによる畳の被害についてのまとめ

雨漏りのまとめ

雨漏りが原因で畳が濡れたときは、濡れた畳の対処やケアと雨漏り修理が両方とも必要になります。

窓や屋根からの雨漏りが畳を濡らす主な原因であることが多いです。
雨漏りが発生したら発生箇所を特定することが修理する上でとても重要です。

雨漏りの修理方法には、窓のシーリング材の交換や屋根の防水シートの張替えなどが行われることが多く、屋根などを定期的にメンテナンスや検査を行い、雨漏りによる畳の損傷を未然に防ぎましょう。

雨漏り修理の業者探しのことなら、「屋根雨漏りのお医者さん」までお問い合わせください。弊社には雨漏り修理のプロが多く加盟しております。お客様が安心して修理を任せられるプロをすぐにご紹介します。

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「屋根雨漏りのお医者さん」は雨漏り修理の専門業者!

「屋根雨漏りのお医者さん」は、雨漏り修理の専門業者として住宅や建物のさまざまな雨漏りトラブルに対応しています。
屋根だけでなく、ベランダやバルコニー、外壁、窓まわり、サッシ、天窓など、建物の構造全体を見渡しながら原因を丁寧に調査し、最適な修理方法を提案・施工しています。特に原因調査に力を入れており、目視だけでなく、必要に応じて散水調査など詳細な診断を行うことで、表面化しにくい内部の雨漏り原因も見逃しません。

在籍しているのは、一級建築板金技能士や屋根診断士といった有資格者で、豊富な現場経験をもとにした高い技術力と判断力が強みです。調査から見積り、施工、アフターサービスに至るまで、すべてを一貫対応する体制が整っており、外部業者に委託せず、自社で完結するため、品質管理も徹底されています。

また、火災保険を活用した雨漏り修理の相談にも対応しており、申請のための現場写真や書類作成のサポートも行っています(※保険適用の可否は保険会社の判断によります)。戸建て住宅だけでなく、マンションやアパート、ガレージ、工場、店舗など、さまざまな建物の実績があり、法人やオーナー様からの依頼も増えています。

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長年の実績と、誠実な対応、高い技術力により、多くのお客様から厚い信頼を得ている「屋根雨漏りのお医者さん」は、雨漏りに悩むすべての方の強い味方です。どこから雨が入っているのかわからない、以前修理したのに再発してしまったという方も、まずはお気軽にご相談ください。調査・見積もり無料で行っております。

栃木県の雨漏り修理の臼井進

こんにちは
屋根雨漏りのお医者さん栃木県担当の臼井です。
弊社は、雨漏り修理専門のプロ集団で構成された会社です。
私自身は、一級建築士・基幹技能士・一級建築板金技能士など数多くの資格を保有して活動しております。
総合実績11万件以上で皆様の知る建物を数多く修繕してきました。

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