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【2020年版】雨漏りの応急処置と対策方法

知識・ノウハウ この記事は約 9 分で読めます。

目次

雨漏りについて、お悩みの場合は
雨漏りドクター カスタマーサービス 0120-994-119(9:00~20:00)まで電話をかけて頂き、「雨漏りについて相談したい」とお伝え頂ければ幸いです。
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※ご利用無料/全国対応/些細な事でも相談可

まず、雨漏り修理のプロから見た、一般の方々の雨漏りの応急処置をする場合の考え方からお伝えしたいと思います。

まず、経験やノウハウがない一般の方が根本的に雨漏りを止めるのは、ほとんど不可能だと思ってください。 もちろん、パッと見てわかるような大きな穴が空いていて、そこをふさげばいい、というようなケースもありますが、そういうケースはそんなに多くはありません。

「雨漏り修理は、雨漏りの原因を探すのが90%、修理は10%」というくらい、原因を探すことが何よりも大切です。 ですから、応急処置で、雨漏りを全部止めてしまおう、と考えないでください。

雨漏りしやすい箇所とは?

雨漏りと言えば屋根から雨漏りするイメージが強いと思いますが、実は雨漏りは家の色々な場所から起こります。代表的な4つの雨漏り箇所を説明致します。

屋根

雨や風、紫外線の影響を一日中受けている屋根は最も雨漏りが起こりやすい箇所。
経年劣化等により屋根の防水機能が低下し雨漏りが発生します。台風や大雨の後に雨漏りを引き起こす事も多いです。

ベランダ

ベランダの下の部分が濡れていたらベランダからの雨漏りの可能性が高いです。
防水シートの劣化や経年劣化によりヒビが入り雨漏りが発生する事が多く、排水溝の詰りにより雨漏りが発生する事も。放置してしまいがちですが定期的に掃除をしましょう。

外壁

外壁に施してある塗装の劣化やシーリングの剥がれが原因で雨漏りが発生する事が多いです。
経年劣化によりヒビが入りそこから雨水が侵入することも。

隙間を埋めているコーキングの剥がれにより隙間から雨水が侵入したり、ビス穴から雨が侵入し雨漏りを起こします。窓の周りにカビが発生していたら雨漏りしている可能性があります。

雨漏りを放置しておくとどうなるの?

雨漏りは放置しておくと恐ろしい二次災害を引き起こします。「修理費用かかるし応急処置したし大丈夫」なんて放置していると最終的に修理費用も何倍にもなり後悔することに・・・
代表的な雨漏りの二次災害です。
こうなってから修理しては修理費用は増加し時間もかかる為、早めの対応を心がけましょう!

雨漏りの応急処置 5つの方法(DIY)

まず最初に、脚立も工具も使わずに、家の中にあるものですぐにできる応急処置をご紹介します。

とても簡単なので、これなら老夫婦の二人暮らしでも、応急処置ができます。

バケツや、たらい、ボウルなどで雨水を受け止める

雨や台風で急に雨漏りが始まった場合は、水を受けるバケツ等の容器で雨水を受け止めて、それ以上床が濡れないようにしましょう。 ビニールシートを下に敷き飛び散った水から床をガードするとより安心です。

バケツがなければ洗面器でも良いですが、洗面器は縁が低いため水が飛び散りますので、ビニールシートをセットすることを忘れずに。
ビニールシートがなければ、ゴミ袋を切って開いて置いても良いでしょう。

紙オムツで雨水を受け止める

ご自宅に大人用でも子供用でもいいので、紙オムツがある場合は、紙オムツを床に広げて置いて置くと、滴る水音が気になりません。

最近の紙オムツの吸水性は凄いので、ポタポタ垂れている程度であればしっかりキャッチできます。 床にオムツがあるのが気になるのであれば、テープでオムツを天井に貼り付けても大丈夫です。

ただし、水を吸ったオムツはかなり重いのでしっかりと貼り付けるようにしてください。 ガムテープなどで貼り付けると跡が残ってしまったり、天井板が剥がれたりすることも覚悟しておきましょう。

防水テープや防水シート、コーキングでDIY

雨漏りの応急処置のために、ホームセンターに行くとプロが使う防水テープやコーキングが販売されているので、「自分でできるかも?」と思うかもしれませんが、それもやめておきましょう。

確かに、インターネットの世界には自分で雨漏りを止めてしまう猛者も存在しますが、誰でも簡単にできる訳ではありませんし、雨漏り箇所や原因は家によって様々なので、その方法が自分の家の雨漏りに最適かどうかはわからないからです。

雨漏り箇所にコーキングをする応急処置を例にとって説明します。 屋根裏に登って漏れている箇所をコーキングすれば確かにその場では雨漏りは止まるでしょう。 しかし、雨漏りの原因が突き止められていないので、根本的な解決にはなっていません。

屋根からの雨漏りの場合、防水シートのずれや劣化、破損などが原因で起こることが多いのです。 雨漏り箇所を内側からコーキングしたところで、防水シートの劣化は直せませんよね。 その穴は塞いでも、いつかまた別の場所から雨が侵入して来ます。 これではいたちごっこですし、屋根全体が徐々に腐食していき家の寿命は確実に短くなります。

このように、プロ用の部材を使った雨漏り応急処置は、一時的に効果は出るものの、根本的な原因が解決されていないため、雨漏り再発のリスクと隣り合わせなのです。

屋根裏で雨漏りをキャッチ! 少し難易度は上がります

床でキャッチより少し難易度が高くなるのが、「屋根裏で雨漏りをキャッチ」です。
屋根裏とは、その名の通り、屋根と天井の間の空間です。 通常は、屋根裏点検口がどこかに設置されていますので、そこから入っていき水をキャッチします。 用意するものはこちらです。

・衣装ケースなどの大型の容器
・雑巾
・ビニールシート

この3つを屋根裏に持って行って、濡れているところを雑巾で拭いた後、ビニールシートを敷いて衣装ケースを設置すれば完了です。
この方法であれば、居室内にバケツが並ぶという光景を見ることなくスマートに雨水をキャッチできます。 衣装ケースであれば、大量の水が入りますので、しばらく水を捨てる必要もありません。

屋根修理業者さんが来てくれるまでに時間がかかる場合や、諸事情によってすぐに修理をしてもらえない場合に有効な対策です。 ただし、屋根裏への入り口はほとんどの場合押入れの中やクローゼットの中で、人一人が入るのがやっと、というサイズであることが多いため、大きすぎる衣装ケースは入らない可能性があります。 また、窓がない場合はたまった水を運び出す手間もかかるので、階段がついているタイプの屋根裏の方のみにオススメします。

屋根の上のブルーシート貼り

台風や大雨で雨漏りをすると、脚立とブルーシートを携えて屋根に登る頼もしいご主人様が多数いらっしゃいますが、あまり意味がありませんし危険なのでやめましょう。

雨漏りが止まる代わりに、命が危険に晒されます。 屋根の上は、晴天でも足場が悪く歩きにくいのに、雨で濡れている日に歩き慣れていない人が歩くと、転倒して転げ落ちてしまいます。

台風の強風の中などもってのほかです。 それに、屋根の上をむやみやたらに歩くと、瓦やスレートなどの屋根材を踏んで割ってしまう危険性もあります。 屋根材だけでなく、屋根材の下の防水シートまで破れてしまったら、それこそ雨漏り被害が拡大してしまいます。 雨漏りを止めに行ったのに、瓦を割ってさらに雨漏り箇所を増やしてしまっては本末転倒です。

しかも、ブルーシートを屋根に完璧に固定するのはかなり大変。
石で止めればシートの下に風が入って、石ごと吹き飛ばされてしまいますし、釘を打ち付ければ屋根材の下の「防水シート」まで突き破ってしまって、雨漏りが発生します。 このように、雨が降っている最中のブルーシートは、怪我の元な上に、さらなる雨漏りを助長させる結果になりかねないので、やめておきましょう。

雨漏りの応急処置後は雨漏りのプロに依頼することが一番大切

雨漏りの応急処置で一番大切なのは、雨水を受け止める体制が整ったらすぐに、雨漏りのプロに電話することです。
築10年以内の建物であれば「瑕疵担保責任」が適用され、建築したハウスメーカーや工務店が無償で修理をするので、建築業者に連絡を取りましょう。 築10年以降の建物が雨漏りした場合は、大工さんや工務店、ハウスメーカーではなく「信頼できる雨漏りに強い板金屋さん」に連絡をしてください。

雨漏りは、住宅にとってメジャーなトラブルですが、未だにしっかりと原因を突き止めて雨漏りの再発を食い止める施工ができる業者さんは多くありません。 格安な修理費用を提示して、ろくすっぽ雨漏り箇所を確認もせずに、うわべだけの修理を行う業者さんも少なからず存在します。 自分で雨漏り修理に特化した業者さんを探しましょう。

雨漏りドクターから応急処置について動画で解説

それでは、実際に屋根に上っていつも雨漏り修理をしている雨漏りドクターからのアドバイスを動画でお届けいたします。

建設大臣認定 小田 雨漏り応急処置について

一級建築板金技能士 木村 雨漏り応急処置について 

まとめ

雨漏りが発生したら、まずは雨水が床に溜まらないようにバケツやオムツなのでキャッチしましょう。

屋根裏に簡単に入れるようであれば屋根裏に衣装ケースを設置すると、邪魔になりません。
その上で、信頼できる雨漏り修理業者を探して、修理を依頼してください。

防水テープやコーキングなどを使ったDIYによる雨漏り修理も不可能ではありませんが、ほとんどの場合が、その場しのぎの対策になってしまうだけでなく、屋根全体を腐食させることになりかねません。 大雨や台風の最中に屋根に登ってブルーシートをかけることは避けてください。

ご自身の命が危険に晒されるだけではなく、屋根材を傷つけて雨漏りを助長させたり、ブルーシーとが飛ばされて近所に迷惑をかける可能性もあります。 私たちが家でできる対策は「雨水キャッチ」と「信頼できる修理業者さんを確保すること」だけです。

担当者紹介 担当者一覧

大塚万聡

大塚万聡

屋根雨漏りのお医者さんグループ本部代表。
2020年現在、80数社の技術力を誇るメンバーを擁し、メンバーとともに、日々、雨漏り修理の問い合わせに対応している。

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