雨漏りのブログについて紹介!原因から修理まで解説

換気棟の修理 通気口

雨漏りというと、多くの方が「屋根から水が入ってくるもの」というイメージを持っているかもしれません。しかし実際には、雨漏りの原因は屋根だけではなく、建物のさまざまな場所から発生する可能性があります。たとえば、外壁のひび割れやベランダの防水層の劣化、窓サッシの隙間なども、雨水の侵入口となることがあるのです。こうした箇所は見落とされやすく、気づいたときには被害が広がっていることも少なくありません。この記事では、屋根以外の部分で発生する雨漏りの代表的な原因や、実際の被害の内容、そしてそれぞれの箇所に応じた修理方法について詳しく解説していきます。雨漏りを正しく理解し、早期に対処するための参考にしてください。

目次

雨漏りってどこで起こるの?

雨漏りは「屋根から発生している」というイメージがありますが、必ずしも屋根からだけとは限りません。雨漏りは至るところで発生し、主な箇所として外壁、屋根、ベランダ、窓などの箇所で多く起こります。
また、雨漏りを放置してしまうと、家内部の木部や金属部まで腐食が進み、カビやシロアリが発生する危険性もあります。

雨漏りのブログ

最も多い屋根からの雨漏れの主な原因は、屋根材の経年劣化、屋根のひび割れ、瓦屋根のズレ、板金の浮きなどがあげられます。
今回は、屋根やその他から発生した実際の雨漏り事例をブログで紹介いたします。

屋根裏の雨漏り調査時のブログ

雨漏り 放置

初めに押し入れの天井から屋根裏へ入って確認したところ、棟部分と妻側の取り合い部分からだいぶ雨漏りがしているのが見受けられました。

写真からも分かるように、結構な雨漏りの染み跡がありますが、まだ柱や梁や桁などは腐っておりませんでした。
また、天井を見渡すと何か所か雨が漏った跡がありました。

そのあと、屋根の上へあがりましたが、屋根の上からは、特に異常が見られませんでした。

しかし、雨が漏っているということは、今のこの瓦屋根では、雨がしみ込んでしまう状況であるということは間違いありません。

私の印象では、屋根の勾配が若干緩いように見受けられます。

瓦の屋根の場合は、ある程度しっかりした勾配が必要ですが、今回のようにゆるい勾配だと、水が入りやすく、雨漏りをしてしまう可能性が高くなります。

今回は、一時的なコーキングにより処置で済ますのか、はたまた瓦を一度おろして、しっかりと防水シートを施してから上にまたかぶせるのかというようなことをご提案させていただこうと思います。

屋根裏からの雨漏りについてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓

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屋根からの雨漏り調査時のブログ

原因不明雨漏り
雨漏り 経年劣化

「屋根から雨漏りしていそうなので、見に来てほしい」との連絡がありましたので、現地へ確認にやってまいりました。

天井裏をのぞいてみますと、
やはり、雨漏りがした形跡があります。

お客様にお話をお伺いしたところ、十年ちょっと前に屋根や壁の塗装をしたとのことでした。

2階建てで、屋根はコロニアルが葺いてありました。コロニアルの屋根の場合には、専門の知識がない方が塗装をしますと、雨水の逃げ場をなくしてしまうことが多く、残念なことに、雨漏りをしてしまう場合があります。

これは、雨漏りのご相談の中でも、非常に多いパターンです。

さて、屋根の上へ上がって見たところ、
何か所か、コロニアルにはひびが入っておりました。

また、外壁のサイディングの目地のコーキングにも、あちらこちらにひびが入っておりました。

これでは、確かに漏ってしまう可能性があります。
また、雨樋の方にも、鹿児島ということで、
桜島の火山灰がたくさんたまっています。

今回は、お客様に、状況とおおよその金額の説明をさせていただきました。

以前、塗装やリフォームをしたことを少し後悔されていたようでした。
しっかりとした業者に頼んでいれば、まだ雨漏りなどの心配はなかったかなと、僕としても、何とも言いようがなく、とにかく、お仕事をいただけるようであれば、しっかりと仕事をさせていただこう、と思いました。

今回は、やはり、雨漏りをもとからシャットアウトするためと、金額がそんなに高くならないように、コロニアルの上に、防水のシートを貼り、軽い金属製の屋根で上からカバーをする提案をさせていただきました。

調査についてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓

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雨漏りによるシロアリの発生ブログ

築年数 雨漏り

この写真は、過去に店舗ビルの内部の解体した時のものです。

オーナーがシロアリの心配をしておりましたが、やはり、解体してみると、木の部分は全滅でした・・・

こんなにも・・・とびっくりするぐらい、木という木が全てシロアリにやられておりました。

おそらく、他の部屋もやられている可能性が高く、オーナーに報告したところ、即座に他の部屋のシロアリ駆除の業者を手配しておりました。

多分手遅れかと思われますが・・・

ほとんどの方が何らかの対策をうっているかとは思いますが、何もしなければこんなにもやられてしまうものなのですね。

どうぞ、皆様も十分に注意をされたほうがいいかと思います。

雨漏りによるシロアリついてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓

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屋根雨漏りのお医者さんのブログ

屋根雨漏りのお医者さんでは、雨漏り修理を含めたリフォーム工事のブログを解説しています。
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雨漏りのブログについてのまとめ

雨漏りのまとめ

大切な家の雨漏り修理は、信頼できる業者に任せるのが肝心です。信頼できる業者をきちんと見極めるには、雨漏り修理についての知識を深め、業者選びのポイントをしっかりおさえておきましょう。

全国には多くの業者が存在します。信頼もできて金額にもサービスにも納得できる業者を探すのはなかなか大変です。
雨漏り修理の業者探しのことなら、「屋根雨漏りのお医者さん」までお問い合わせください。弊社には雨漏り修理のプロが多く加盟しております。お客様が安心して修理を任せられるプロをすぐにご紹介します。

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「屋根雨漏りのお医者さん」は雨漏り修理の専門業者!

「屋根雨漏りのお医者さん」は、雨漏り修理の専門業者として住宅や建物のさまざまな雨漏りトラブルに対応しています。
屋根だけでなく、ベランダやバルコニー、外壁、窓まわり、サッシ、天窓など、建物の構造全体を見渡しながら原因を丁寧に調査し、最適な修理方法を提案・施工しています。特に原因調査に力を入れており、目視だけでなく、必要に応じて散水調査など詳細な診断を行うことで、表面化しにくい内部の雨漏り原因も見逃しません。

在籍しているのは、一級建築板金技能士や屋根診断士といった有資格者で、豊富な現場経験をもとにした高い技術力と判断力が強みです。調査から見積り、施工、アフターサービスに至るまで、すべてを一貫対応する体制が整っており、外部業者に委託せず、自社で完結するため、品質管理も徹底されています。

また、火災保険を活用した雨漏り修理の相談にも対応しており、申請のための現場写真や書類作成のサポートも行っています(※保険適用の可否は保険会社の判断によります)。戸建て住宅だけでなく、マンションやアパート、ガレージ、工場、店舗など、さまざまな建物の実績があり、法人やオーナー様からの依頼も増えています。

「屋根雨漏りのお医者さん」は、地域や規模にとらわれず、全国で対応を進めており、信頼できる職人ネットワークを活かして、各地域で迅速かつ丁寧なサービスを提供しています。お問い合わせは電話やLINE、メールフォームから可能で、初めての方でも相談しやすい体制が整っています。

長年の実績と、誠実な対応、高い技術力により、多くのお客様から厚い信頼を得ている「屋根雨漏りのお医者さん」は、雨漏りに悩むすべての方の強い味方です。どこから雨が入っているのかわからない、以前修理したのに再発してしまったという方も、まずはお気軽にご相談ください。調査・見積もり無料で行っております。

栃木県の雨漏り修理の臼井進

こんにちは
屋根雨漏りのお医者さん栃木県担当の臼井です。
弊社は、雨漏り修理専門のプロ集団で構成された会社です。
私自身は、一級建築士・基幹技能士・一級建築板金技能士など数多くの資格を保有して活動しております。
総合実績11万件以上で皆様の知る建物を数多く修繕してきました。


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