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雨漏り修理の相場と業者選び

私の家が雨漏りをして相場が分からなくて困っていたとします。

その時の検索ワードは「雨漏り修理   費用」でしょう。

実際に私も検索してみたのですが、修理箇所や修理内容、サイトによって表現が違っていたり金額もバラバラで、探し当てても「〇円~〇円」とアバウトな感じがして、「そうか、じゃあ、うちの場合はこの値段なんだね!」とはなりません。

それはなぜかというと、簡単に言うと「修理業者によって値段の単価が違う」からです。
サイトを作成した会社の修理金額を元に金額表記がされているのでサイトによって金額がバラバラなのです。

なぜ、そうなってしまうのか、その原因と実際の相場、それを踏まえての業者選び等を考えてみましょう。

< 目 次 >

1.屋根修理の相場を左右する外的要因

1-1.修理業者によって工事価格が違う理由

まず最初に、修理業者によって工事価格が違う大きな原因をざっと上げてみます。

  1. 修理会社の利益率
  2. 作業で使う材料費や車両の燃料費等色々なコスト費
  3. 自社施工か下請け会社なのか

基本は、こういったものがそれぞれに違うので金額が変わってきます。
それでは、もう少し詳しく見ていきましょう。

1-1-a.修理会社の利益率

会社によって、利益をどのくらい考えるのか、社長の考え方にもよるでしょうし、会社の規模によっても変わってきます。

例えば、一人親方で、従業員はいない。人が必要な時は知り合いの職人さんに声をかけて手伝ってもらい、その時だけお金を払う。

そんな会社の場合は、利益は自分が欲しいだけ取ればよいので、例えば1か月の全部の工事から60万円を給料としてとりたいと思えば、25日働くとしたら1日の利益は3万円もあれば十分です。

おおざっぱに考えると仮に200万円の工事を10日かけてやったとすれば、そこから30万円ほど利益を取ればやっていける、と考えます。
実際には200万円の工事は1人では終わらないでしょうから、そこに手伝いにやってくる人の賃金も入ってきますが、そこは、次の項目で考えるとして170万円程度のコストの工事ができると考えられます。

そうすると、利益率は、社長の給料を利益と考えてよいか判断は迷うところですが、15%程度となります。

ところが、これが中堅程度の会社に頼んだらどうなるか、というと、

最後の項目、自社施工か、下請け会社なのか、ということにもかかってきますが、単純に「利益の目安として例えば20%は取りましょう」となるような場合が多いのではないかと思います。

そうすると、利益は40万円。

ここだけ見ると、「まあ、そんなもんだろう」という感じでしょうか。

ところが、そこは、待ってください。その利益には、その従業員の給料は含まれていません。
その従業員の給料分はもちろん会社として乗せないわけはありません。
そうすると……どうしても15万円程度はプラスになることは容易に想像できます。

この時点で200万円の工事だったとしたら、145万円程度のコストの工事となります。

それなりに差は出てきますね。
ただし、それだけで、一概に一人親方が安い、とは決められないのです。
その理由は次の項目にあります。

1-1-b.作業で使う材料費や車両の燃料費等色々なコスト

会社の利益率だけではなく、会社の事務所の家賃や現場までの交通費、会社の使う工法による人数の違い、仕入れる材料費の違い等々、会社によってさまざまなものが違います。

その中でも、一番案件事態にかかわってくるものが、交通費、材料費になります。
詳しく見ていきましょう。

A.交通費

まず、交通費。

これは、どこから現場へ向かうのか、それによって全く変わってきます。
例えば、

「テレビでよくある「ビフォーアフター」の「〇〇の匠」に頼みたい」

となると、静岡の工事なのに、東京から職人さんが駆け付ける、という場合は間違いなく交通費だけで数万円変わってきます。

これは大げさな例ですが、すぐ近所の職人に頼むのか、少し遠いけれど、信頼できそうなところに頼むのか、それによって、交通費が変わってくるのは当たり前です。

遠いほうが間違いなく交通費はかかります。
そこは、お金を取るか信頼性を取るか、という話になりますし、すぐ近所の職人さんが素晴らしい場合もありますので、見積もり等をお願いして、実際にお話ししてよかった方にお願いすることになるとは思いますが、そこら辺の違いは頭に入れておきたいところです。

ただ、会社が大きい、小さいには、あまり関係はありませんね。

B.材料費

材料費は、どこから仕入れているのか、問屋さんなのか、メーカーから直接なのか、問屋さんでも安いところなのか、少し高いけれど、便利にやってくれるところなのか、等々、会社によって違います。

例えば、1か月に200万円の工事を100箇所やるような、それなりの規模の会社であれば、材料代が半分だと仮定すると、1億円の仕入れとなります。

それに対して、1人で仕事をしているところで、1か月の工事の総額が400万円程度だとすると材料代が半分だと仮定すると、仕入金額は200万円程度。

そうすると、どう考えても、大きい会社のほうが割安に仕入れられる気がしますよね。

実際、材料費は、2~3割違うかもしれません。下手すると、もっと違うかもしれませんね。

1-1-c.自社施工か下請け会社なのか

ここは、どうしても大きな違いが出てきます。
自社施工であれば、自社の利益だけを乗せればよいですが、下請け会社の施工であれば、下請け会社の利益も乗ってきます。
ただし、この場合、下請け会社の利益はかなり抑えられていることも多く、一概に、乗ってくる利益が倍になるとは考えにくいです。

最初の「修理会社の利益」で考えた例について、改めて考えてみましょう。

まず、一人親方に依頼して仕事をしてもらう、という場合

仮に200万円の工事だとしたら、利益で30万円がなくなります。
さらに、1人で200万円の工事はあまり現実的ではないので、3人でかかったとしてプラス20万円ほど、人件費でみてみましょう。また交通費等の諸経費で5%ほど乗せると考えると、工事にかかるコストは140万円ほどだと考えられます。

ただし、ここで考えておいた方が良いのは、仕入れ価格になります。140万円の工事のとはいえ、仕入れ価格が例えば3割違うと大きな会社でやった場合は100万円ちょっとでできることになるかもしれません。

今度は大きな会社に依頼した他時の試算になります。

先ほどは、自社施工した場合を前提で考えましたが、今度は下請け会社が仕事をすることを前提で考えます。
200万円の工事、そこに大きなの会社の利益が20%乗るとします。そうすると160万円になります。

しかし、そこには、下請け会社の利益がすでに乗っています。この場合、他との兼ね合いもあるのと、下請けとして常に仕事をさせてもらっているから、ということで10%の利益を乗せたものを出しているとすると、144万円の見積もりになります。職人さんの給料分も若干抑えらえているとして、3人で20万円の人件費だとします。
すると124万円。

さて、さて、材料等の仕入れ価格が大きい会社のほうが安かったとしたらどうでしょうか。

えっ、じゃあ、大きい会社のほうが……となるかもしれません。

ただ、これも様々で材料を全部用意するから仕事だけしてくれればいいよ、という大きい会社もあれば、基本全部任せるから、仕入れ等もよろしくね、という会社もあります。

そうすると、結局、何が安いのか、何が高いのか、またわからなくなるのです。

じゃあ、中堅どころだと、となると、今度はまた仕入れ価格も変わるでしょうし、乗せる利益も変わってくるでしょう。

1-2.どんな規模の雨漏り修理業者を選ぶの? どっちが安い? どっちが良い?

結局は、その会社によって、プラスになる部分、マイナスになる部分が違います。

1割程度高いと思っても、その会社はすごく健全な経営をしていて、しっかりした保証を出してくれる。
それなら、そちらにしようと考えることもあるかもしれません。

一人親方で、その人の腕がものすごく良い。でも、結構利益取るんだよね。だから大きいところに頼んだのと変わらないんだよ。

そんな場合でも、一人親方に頼みたいと思う人もいるでしょう。それは、その腕を見込んでのことです。大きい会社に依頼した場合、誰が施工するのかを選ぶことは原則としてできません。

また、営業さんが、ものすごく良い人で、足しげく通ってくれて、アフターフォローもよさそうだから、と施工会社を選ぶ場合もあるかもしれません。

ですから、自分が納得できるまで業者さんにお話を聞いてください。
何社かからお話を聞いていれば、なんとなく見えるものもあるのではないかと思います。

最終的には自分の感覚を信じてください。

ただ、お勧めしないのは、飛び込みで来た会社、あるいはチラシが入っていた会社がよさそうだから、と一社だけの見積もりで決めてしまうことです。

そうすると、実際には工事は30万円くらいで雨漏り修理できるはずだったのに、同じ工事が60万円かかった、ということもありえないことではありません。

雨漏り修理は、どちらかというと、屋根の上、壁の中など、見えにくい場所の工事となります。ですから、悪いことをしようと思えばできてしまうのです。実際に、自分たちの利益ばかりを考え、かかった金額の数倍の請求をするような悪徳業者も数多く存在しています。
そんなこと言われてもイメージしにくいですよね。googleやyahooで「雨漏り修理  悪徳業者」で検索すると、どちらも30万件近い悪徳業者に関係する記事が出てきます。

実際に、そんな悪徳業者の被害にあっている人も多くいます。

ちゃんと知識武装してください。
これを読んでくださっているくらいなら、大丈夫かとは思いますが……

2.雨漏り修理の内容による価格の違い

相場は、先に上げた会社の利益率や、下請けなのかどうか等以外にも、修理そのものに対しての価格も様々な要因で変わってきます。 金額が変化する要因を少し挙げてみます。

これらの要因によって、金額は変わってきます。
詳しく見ていきましょう。

2-1.どこが雨漏りの原因なのか

これは説明しなくてもお分かりだと思います。
原因が屋根一面全部なのか、一か所に穴が空いていて塞ぐだけなのか、ではまったく価格が違いますね。

また、例えばよくある例ですが、

リビングの上がバルコニーになっていて、リビングが雨漏りがしている場合

1.バルコニーの防水がダメになっていて、防水をやり直さなければならない
2.手摺等の一部が悪くなっていて、その部分をやり直す必要がある
3.バルコニーのサッシ廻りの設計等が悪くて構造的にいじる必要がある

サッシからの雨漏りがしている、という場合

1.サッシ廻りの壁かに亀裂等があって、その原因がある程度特定できる場合
2.サッシ廻りの壁から雨漏りがしているけれど、壁全体が老朽化している場合
3.サッシ自体がおかしくて、サッシそのものから雨漏りがしている場合

同じ雨漏りでも原因によって、直す箇所が変わってきます。
そこで価格も、まったく変わってくるのです。

2-2.どんな材料を使うのか

例えば、

  • 耐久性が良いものを使用するのか
  • 見栄えが良いものを使用するのか
  • 両方とも必要なのか
  • 保証が長いものを使用するのか

等々によって、材料費は、何倍にもなる場合もありますし、何分の1かで済む場合もあります。

ただの鉄板とチタンの板では、何倍もの価格差がありますし、やはり保証がある材料とない材料では、そこにもそれだけの価格差ができることはお判りでしょう。

2-3.どんな工法なのか

もちろん、雨漏りの原因や使用する材料とも関係してきますが、例えば、全体を葺き替えるのか、全体をカバーするのかによってもまったく違います。
カバーにしても、一般的なカバー工法と呼ばれる工事になるのか、あるいは簡易的に防水シートなどでカバーすることになるのか、ということでも違います。

例えば庇を付けるなど、雨漏りの原因となる場所の周りを覆ってしまって雨水が入らないようにする場合もあれば、コーキング等をすることによって、その原因そのものを直す場合もあります。
また、両方を施すことによって、さらに雨漏りが起こる確率を下げる、ということも行います。

場所によっても違いますし、海が近い、山から吹き下ろす風がいつも強い、などの地理的な環境や建物の向きによって風を受ける角度が違ったりすることから工法を変えたほうが良い場合もあるかもしれません。

一概には言えませんが、同じ雨漏りであっても、様々なアプローチが可能な場合があるということを知って下さい。

2-4.どれだけの期間その家に住みたいのか

例えば、実際にあったお話ですが、

「息子夫婦が戻ってくるので、雨漏りを直して、快適な状態で一緒に住みたいんです」

というような場合、単に雨漏り修理をにすればよいというものではないかもしれません。
どれだけ快適に住みたいのかによっては、雨漏り修理の際の屋根材には断熱、防音加工が強めに施されたものが良いかもしれませんし、そのまま息子さん夫婦に最終的に譲るというのであれば、できれば、あと30年程度はメンテナンスしないで済むような屋根に変えたいという場合もあるかもしれません。

「私ら夫婦が寿命まで住めればいいんだよ」

と言われる80代のご夫婦であれば、10年くらい雨漏りしない状態で充分かもしれません。
そんな時の材料の選定は、長く持たせるものではなく、安めで価格も抑えめのものをご提案します。

「2、3年で売ることを考えているので、売るときまで雨漏りしていなければいいんだよ」

というような方もいらっしゃいます。その場合には、できるだけ簡易的な補修で済ませるような提案をして、簡易的なので、ごく短期間しか持たない場合もあるとは思うけれども、それで何度か直したとしても、その方が得であることをお伝えします。

同じ雨漏りでも、お客様の希望によって、修理の仕方は変わってくる場合が多くあるのです。

2-5.足場が必要な修理なのか

平成25年度は、建設業全体で墜落・転落事故は、約6千件、死亡者数160人です。

厚生労働省によって、2m以上の高所作業の際は安全な足場を設ける必要があると決められているため、屋根修理のように2メートル以上の高所作業になる場合、原則として足場を設ける必要があるのです。
場合によっては、屋上に上って修理できる場合、ベランダから修理できる場合、あるいは高所作業車で作業できる場合もあるでしょう。

ですが、ある程度高所の作業になる場合には、足場代を必須として考えてください。
ただし、一部だけを修理する場合、高所作業車等で代用できることもあります。高所作業車を持っている業者、いない業者がありますので、一部のみの修理を提案された場合、高所作業車からの作業が可能であるかどうか、確認してみることも価格を下げることにつなげられる可能性はあります。

3.雨漏り修理業者側の価格の考え方

雨漏り修理業者の仕事は、

1.お客様がその家に住みたい期間、予算など、お客様のご意向をできる限り受け止めます。
2.これまでお伝えしてきたようなことを考慮した上で、お客様のご意向に対してプロの立場から「雨漏りを止める」、あるいは場合によっては「ほとんど漏らないようにする」ための提案をさせていただきます。

例えば、予算を○○円くらいで考えている、とお聞きすれば

「その予算ですと、ここまで修理することは出来ますが、保証は出来ません」
「2,3年なら、予算内の、この簡易的な修理でも、もたせられるかもしれません」

などという形で、予算に合わせたご提案をすることもあります。

「それでは、材料のグレードを下げて、このようにすると予算内でここまで修理できます」
「その予算であれば、多少目について気になるかもしれませんが、内装はいじらないで、まずは雨が入らないように、根本的なところだけ直しましょう」

というようなご提案をすることもあります。

「その予算ではこの雨漏りは止まりません、また、多少直したところで、他の傷んでいる場所からまたすぐに雨が漏ってきます。いっそのことリフォームローンを使って、全体を直してしまった方が最終的には安上がりになりますが、いかがでしょうか?」

というようなご提案をすることもあるでしょう。

逆に、雨漏りの量は多くても、一箇所だけ修理することで雨漏りが止まる場合もあります。
その場合には、お客様の予算はあるとお聞きしていても、
「ここを直せば雨漏りは止まります」
とお伝えし、予算の10分の1くらいの価格で直すこともあれば、
「それだけの価格まで予算を考えていらっしゃるのであれば、葺き替えをしてしまったほうが、今後、お住いになりたい期間を考えると、お得になるかもしれませんね」
と屋根全体の葺き替えをおススメすることもあります。

どちらにしても、雨漏り修理の業者が勝手に直すことはありません。
最終的な判断を下すのはお客様です。

納得のいくまで内容と、その理由を聞いて、必ず明確にしてから修理を依頼してください。

4.雨漏り修理の価格の実際を見てみましょう

ここまでお伝えしてきたことを踏まえたうえで、一応、目安となる価格をご提示しておきます

あくまで目安になりますので、実際には、数社の業者にご相談して、何度も何度も質問をして、明確に答えてくれる業者で、価格も納得できるところに依頼してください。

4-1.コーキング等による簡易補修

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それで一時は雨漏りが止まると考えられる場合

3万~15万円くらい

4-2.ベランダの防水がダメになっている場合

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10万円~30万円くらい(ベランダの面積、材料によります)

4-3.壁の雨漏り

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一部ですむのか、全体を処置しなければならないのか、足場が必要か、等で違います。

コーキングを一部だけ施して止まる場合から、壁全体を塗装したり、金属板等で覆うような壁のカバー工法を施すところまで、原因によって対処法は様々です。

3万円~100万円くらい

4-4.屋根のカバー工法

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屋根の上に屋根をかぶせます。面積や、被せる材料の素材等によっても価格は様々です。

80万円~150万円くらい

4-5.屋根の葺き替え

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面積、材料によって、かなり異なってきます。

120万円~350万円くらい

このくらいで、予算を考えていただけると良いかと思います。

5.じゃあ、雨漏り修理の業者はどうやって選んだらいいの?

5-1.雨漏り修理業者を選ぶポイントをピックアップ!​

①質問に対して納得いくまで説明してくれるか

専門知識を持った業者なら、こちらが納得出来るような説明をしてくれるはずです。
経験が豊富であるほど、どう説明したらお客様が納得するのかも分かっています。
「このままだとお家が危ないです」「安くします」と言われたら、何故なのか、しっかりと理由を聞いてください。そして、納得して工事を依頼しましょう。

②下請け業者より自社施工がおすすめ

必要のない料金を、元請け業者を挟んで発生させる必要はありません。しっかりと自分の会社で施工をしてくれる会社を選びましょう。

地域毎に地元で有名な業者個人に繋げてくれるようなポータルサイトをたまに見かけます。
こういったサイトを利用すると失敗しにくいかもしれません。

③工事内容を文書等で分かりやすく説明してくれるか​

利益ばかり考えてる会社にありがちなのが、見積書等に「一式」等の言葉を使って大まかに表現し、修理費用を大幅に上乗せする、というようなやり方です。
雨漏り修理は、前述したように、状況によって料金が大きく振れます、どこにお金を使っているのか、工事による料金の違いを分かりやすい説明をしてくれる業者を選びましょう!

修理してからでは手遅れです、修理前の業者選びはショッピングサイトで欲しい物を選ぶのと同じです。
店員に「この商品、凄く良いんです。おススメです!」と言われても、納得しなかったら買いませんよね。それと同じです。

雨漏り修理の「修理費用」はショッピングサイトの買い物より金額が大きい筈です(笑)
後悔の無い選択をしましょう!

6.雨漏りを放置してこうなる前に、すぐに業者に連絡を

何事も早期対応が一番! 家の修理は身体の治療と似ているのかもしれません。

6-1.雨漏りを放置すると起こりうる被害

私たちの身体の内部に普段侵入しない物が侵入したら何かしらの悪さを働きそうなものです。
それを家で考えてみましょう。材料として多く使われている木に、多くの水がかかっている、ということなら容易に想像はつくのではないでしょうか。

実際にどんなことが起きる可能性があるのか少し紹介していきます。

6-1-a.見た目が悪くなる

家の内部にシミみたいな物があったら、どうでしょう。私の家は古いので、私的には大して気になりませんが(笑)、普通は気になる人が多いでしょう。

下の写真の様になってからでは、そうとう雨漏りが進んでいます。きっと天井の板だけでなく、それ以外の部分の修理にも費用が掛かってしまいそうです。
雨漏りしたての時に修理しておけば・・・こんな状況は避けたいものです。

天井の板の張り替えだけならそこまで費用は掛かりませんが、それでも、それがごく一部なのか、それとも全体なのかと言ったら、料金がまったく変わってきます。

6-2-b.強度の低下

木造部分が水により腐る 金属部分が水により錆びる

どちらも家の強度がどんどん落ちていきそうです。

雨漏り修理してなくて家が倒壊なんてのは流石に大袈裟すぎる感じがしますが、家の強度が下がって耐震機能が下がったり、一部が崩れ落ちたりしてしまう可能性はありますので気をつけましょう。

6-2-c.雨漏りによって害虫が発生することがある?

雨漏りを放置していると、湿度の関係などによりシロアリが発生したりすることもあります。
シロアリは腐った木材や湿った空気がある場所を好みます。
雨漏りしている家は大好物で・・・10万匹のシロアリが1日に食べる木材の量は7gだそうです。
私は虫が超苦手なので家の寿命が縮むのも辛いですが、さらにシロアリが家に大発生なんて、考えただけで家出したくなります(笑)
写真は・・・貼らないでおきます。

6-2-d.漏電?電化製品や火災に要注意

あまりイメージがわかないかもしれなませんが、割とよくある話です。

雨漏りというより、もはや設計ミスなのでは?というくらい雨漏りをしている会社があって、そこの下にあった制御盤がやられてしまって大惨事!なんていうこともありました。

最初は雨漏りの量も少なかったので、まぁ大丈夫だろうと放置した結果のようなのですが・・・。

少し大袈裟かもしれませんが、火災になって住宅焼失などという実例もあるので、頭の隅っこに置いておいて、火災には十分に注意しましょう。

7.まとめ

7-1.雨漏り修理の業者選びは、表の価格だけでなく、その根本を見よう

雨漏り修理に関しては、例えば相見積等を取ると、ついつい表に見える価格だけで比べてしまいがちです。しかし、本当に大切なのは、なぜその価格が提示されているのかをよく考えることです。

その価格の違いは、材料によるものなのか、会社の利益によるものなのか、それとも単純に遠いところからきているだけなのか等々、その原因を探れば、本当に大切なところにお金をかけることができます。

分からなければ、どんどん聞いてください。
聞くことによって、あなたの知識もついてきます。3社くらい、ある程度突っ込んで説明を聞くと、おかしいと思う会社も出てくるはずです。そうやって、あなたの大切な家を守ってください。

7-2.雨漏りは放置しない

雨漏りしたら素直に業者に頼みましょう。
無料で見てくれる業者も、たくさんあります。
雨漏りが止まっても内部がどうなっているのかは、素人には分かりません。身体の治療にしても、普通の人に出来るのは絆創膏を貼ったりするくらいですよね。自分で外科手術をする、などという人は聞いたことがありません。
お金がかかるから、としばらく放っておくと、その間にも家の劣化は進みます。手遅れになってからでは無駄な浪費が増えるだけです。
携帯電話のように、「よし家がダメになっちゃったし、乗り換えるか~」とはいきませんからね。


7-3.職人の腕、ノウハウ、知識が何よりも大切です

雨漏りが発生すると、「すぐに止めないと!」と焦りがちになってしまいますが、焦ってすぐに来る業者を探し回って頼むか、よく業者を吟味して、多少待ったとしても、より良い業者に頼むのか、よく考えましょう。

たとえ修理までの期間が1か月変わったとしても、それから何十年もその家に住むと考えると、たいして違いではありません。

雨漏り修理に関しては、職人の腕、ノウハウ、知識が本当に大切です。
業者選びを間違えると、修理してもすぐに再発、なんていうのはよくある話です。
そうならないためにも業者選びはしっかり行い、少ない費用で満足のいく修理をしてもらいましょう!

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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大塚万聡

大塚万聡

屋根雨漏りのお医者さんグループ本部代表。
2020年現在、80数社の技術力を誇るメンバーを擁し、メンバーとともに、日々、雨漏り修理の問い合わせに対応している。

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