新築を建てる時や、リフォームする際に屋根材選びで頭を悩ませ「一体どの屋根材がベストなの?」とお悩みになる方がとっても多いです。
屋根材によって寿命がバラバラなため、早く寿命がきてしまう屋根材や、メンテナンスが必要であったりと、屋根材によって特徴が異なります。
そこで、「屋根屋さん」の立場から各屋根材の特徴を抑え、お住まいの環境にあったベストな屋根材を紹介してみました。
各屋根材の耐久年数もまとめたので、新築の屋根材選びの参考にしてください。
屋根材を選ぶ際の大切なポイント
屋根材を選ぶ前に、まず、屋根材を選ぶ基準から考える必要があります。
全てが完璧な屋根材はこの世に存在しません。
ですので、どこかしらのデメリットは妥協する必要があることを頭に入れておきましょう!
しっかりと各屋根材の特徴を知り、メリット・デメリットが許有範囲なのか、自分に合っているのかを見定めて選ぶ必要があります。
屋根材を選ぶ上で重要なポイントは7つあります!
・屋根材の価格
・屋根材の耐用年数、耐久性
・メンテナンスが必要な屋根材か?
・住んでいる地域の特徴
・防音性
・耐震性
・遮熱、断熱性
①屋根材の価格から屋根材を選ぶ
もちろん屋根材によって費用は異なるため、価格を基準に選ぶ方も多いことでしょう。
屋根材によっては2倍以上の価格がするものもあるため、あらかじめ各屋根材の費用を確認しておく必要があります。
各屋根材の目安の費用をご紹介します。
屋根材 | 日本瓦 | セメント瓦 | 天然スレート | 化粧スレート | ガルバリウム鋼板 | ステンレス | 銅板 | トタン | アスファルトシングル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
費用 | 8,000/㎡~12,000/㎡ | 5,000/㎡~8,000/㎡ | 30,000/㎡ | 5,500/㎡ | 6,500/㎡ | 10,000/㎡~14,000/㎡ | 18,000/㎡ | 5,000/㎡ | 4,800/㎡ |
高い屋根でいうと、「瓦屋根」「天然スレート」「ステンレス」「銅板」などが挙げられます。
スレート屋根、ガルバリウム鋼板屋根、トタン屋根、セメント瓦は比較的お手頃な屋根材になります。
コスパの良さから、スレート屋根・ガルバリウム屋根は非常に人気の屋根材になります。
屋根材によってかなり費用が変わるんだね!
②屋根材の耐用年数から選ぶ(耐久性)
屋根の一番の役割は雨風から大切な家を守ためにあります。
出来るだけ長く使用し続けられる屋根材を選ぶのも一つのポイントになります。
各屋根材の耐用年数についてまとめましたので参考にしてみてください。
屋根材 | 日本瓦 | セメント瓦 | 天然スレート | 化粧スレート | ガルバリウム鋼板 | ステンレス | 銅板 | トタン | アスファルトシングル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
耐用年数 | 50年~ | 25年~30年 | 50年~ | 20年30年 | 25年~35年 | 50年~ | 60年~ | 10年 | 20年~30年 |
瓦屋根が圧倒的な耐久年数を誇っていますね。
この違いを見ると「瓦屋根一択ね!」と思うかもしれませんが、屋根の耐久年数は屋根材よりも防水シートの寿命が大事です。
瓦屋根の方が、ガルバリウム屋根よりも、屋根材の下に水が入りやすい構造になっているため、防水シートが傷むまでの年月を比べると瓦屋根の方が短くなる傾向にあります。
最終的には、屋根材の下に敷かれている防水シートが雨水の侵入を防いでいるので、屋根材が100年劣化しなくても、防水シートは劣化すれば雨漏りします。
防水シートだけ張り替えて、瓦屋根をそのまま再利用すれば屋根材代は「工賃」だけになりますが、再度瓦を葺く工賃は他の屋根材の工賃よりも割高ですので「新しい屋根材にした方が安くなりますよ」と言われる可能性が非常に高いです。
屋根材そのものの耐久性はもちろんですが、耐震性、価格等を複合的に考えて、屋根材を選ぶのが一番満足できることでしょう。
防水シートの耐久年数
では気になる防水シートの寿命は?
というと一般的な住宅で使用されているものは約25年ほどです。
つまり、最長でも30年経過したら屋根材を剥がして、防水シートを張り替えなければならないのです。
「そんなの困る。防水シートも屋根材も長持ちしてほしい」という方は、少し高額な防水シートを貼ってもらいましょう。
高級防水シートの中には耐久年数60年という優れものもありますので、工務店やハウスメーカーに確認してみると良いでしょう。
総合的に見る必要があるんだね!
防水シートからの雨漏りについてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓
③メンテナンスが必要かどうかで屋根材を選ぶ
ある一定の期間を過ぎると塗装メンテナンスを行う必要があります。
初期費用が安くても、メンテナンス費用まで考えると、そこまで他の屋根材と変わらなかったりする場合もあるため、初期費用だけで見るのではなく、メンテナンスが必要な屋根材なのかでも考える必要があります。
メンテナンスが必要な屋根材は塗装によって防水効果を得ています。
一般的な塗装費用は30~80万円ほどかかる場合が多いです。
この他にも、銅板についてもメンテナンスは不要な屋根材です。
メンテナンスの有無も大切なんだね!
瓦屋根については下記の記事で解説しています↓
スレート屋根については下記の記事で解説しています↓
コロニアル屋根については下記の記事で解説しています↓
ガルバリウム鋼板屋根については下記の記事で解説しています↓
④住んでいる地域で屋根材を選ぶ
住んでいる地域でも選ぶ屋根材は変わってきます。
例えば、北海道や東北など雪がよく降る地域では、瓦屋根よりも金属屋根が選ばれることが多いですが、日本海側では瓦を選ぶ方が多いなど、地域によっても人気の屋根材は変わってきます。
また、海が近い家では金属屋根は錆びやすいため、メンテナンスが大変になるなど注意する必要があります。
⑤防音性で屋根材を選ぶ
防音性も屋根材を選ぶ際の重要な基準の一つです。
普段あまり気になりませんが、選ぶ屋根材を間違ってしまうと、騒音にすごく悩まされる方が後を立ちません。
騒音の多くが、電車の音・車の音・雨の音・飛行機の音などで起こりますので、これらを基準に考える必要があります。
騒音については断熱材などでカバーできる部分もありますが、屋根材を選ぶ時点で考えておくことに間違いはないです。
屋根材によって騒音が発生する原因
新築なのに雨音がする大きな原因は、屋根材と小屋裏なし住宅といったスペースの問題と、ガルバリウムの屋根など施工に問題がある場合もあります。
今回は「うるさくない屋根材」についてお話しします。
アスファルトシングル、ガルバリウム、スレート葺、など様々な「小屋裏空間なし」住宅を見てきた経験からすると、やはり「瓦屋根」が一番雨音を感じません。
逆に一番音に悩まされたのは「アスファルトシングル」の家。
雨の時はテレビの音が聞こえないほどの雨音に悩まされましたし、毎朝雀やカラスが屋根を歩く音で目を覚ましました。
それに対して、瓦屋根の家は、断熱材などが入っていない作りにもかかわらず、鳥の足音や雨音に悩まされることはありません。
だから、音が気になるのであれば「瓦屋根」をオススメします。
雨の反響音・騒音については下記の記事で解説しています↓
⑥耐震性で屋根材を選ぶ
地震大国の日本では、阪神・淡路大震災以降、耐震性が重要視されるようになりました。
重い瓦屋根よりも、スレート屋根やガルバリウム鋼板屋根などの軽量な屋根が注目されています。
スレート屋根やガルバリウムの屋根材は、瓦屋根の半分以下の重さになります。
地震による雨漏りについては下記の記事で解説しています↓
⑦遮熱・耐熱性の面から屋根材を選ぶ
夏は日差しが強くなり気温も高くなります。
ガルバリウム鋼板などの金属屋根は、熱の影響を受けるため、遮熱・断熱の対策が欠かせません。
他の屋根材に比べると、クーラーが効きにくいなどの影響もあるため、考慮する必要があります。
屋根材だけでは雨漏りのリスクは変わらない
屋根材だけに、雨漏りリスクがあるわけではありません。
よく「この屋根材は雨漏りしますか?」と聞かれることがありますが、今販売されている屋根材で「雨漏りするもの」はありません。
もし、雨漏りするとすれば、経年劣化による寿命と、屋根の形状が複雑すぎることによる施工不良や、防水シートなどの部材の劣化が原因です。
ですので、屋根材だけ注意すればいいという訳ではなく、屋根の形状・家の構造・各部材などにも気を配らなくてはならないのです。
雨漏りを防ぐ屋根材の選び方
屋根材を選ぶ際に考慮すべき点は多岐にわたります。雨漏りを防ぐために特に重要なのは、材料の特性、設置環境、予算、メンテナンスの必要性、そして材料の寿命です。以下でそれぞれの要素について詳しく見ていきます。
気候と環境に合わせた屋根材の選定
屋根材を選ぶ上で最も重要なのは、その材料が設置される地域の気候に適しているかどうかです。地域によっては、極端な気温変動、頻繁な豪雨、豪雪、強風など様々な気象条件があります。たとえば、豪雪地帯では雪の重みに耐えることができる重厚なスレートや瓦が適しています。一方で、高温多湿の地域では、熱を反射しやすい白や明るい色の金属屋根が適しており、屋内の温度上昇を抑える効果も期待できます。
屋根の形状と勾配に適した材料の選択
屋根の形状や勾配は、適切な屋根材を選ぶ上で重要な要因です。急勾配の屋根では、瓦やスレートが適しています。これらの材料は重力により水が素早く流れ落ちるため、水滞を防ぐことができます。一方、平らな屋根や緩やかな勾配の屋根では、水が滞りやすいため、高い防水性を持つシート材料や塗膜防水が求められます。これらの材料は水の浸透を防ぐために表面が特別に処理されており、シームレスなカバーを提供することで雨水の侵入を防ぎます。
予算の設定と経済性
屋根材の選定には予算も大きな要素となります。例えば、金属屋根やスレートは初期コストが高いものの、長期的にはメンテナンス費用や取替えコストが少なくなるため、経済的な利益をもたらす場合があります。対照的に、アスファルトシングルは初期費用は低いですが、耐久性が低く、頻繁に交換が必要になることがあります。屋根材の選択は、短期的な予算と長期的な維持費用のバランスを取ることが重要です。
家の構造から雨漏りリスクを考える
家の造りによっては雨漏りのリスクがかなり高くなる作りもあるのです。
その作りというのが以下のような作りです。
・軒がない家
・天窓
・インナーバルコニー
・天窓
・ソーラーパネルの設置
以上のような作りがあると雨漏りのリスクは高くなります。
家の造りで一番危険なのが、箱型住宅や軒ゼロ住宅です。
日本の家づくりでは昔から「雨仕舞い」と呼ばれる技術が発達してきました。
今のように防水シートやテープがない時代でも、建物の中に雨が入らないような構造で家を作ることを心がけてきたのです。
軒を深くしたり、窓の上に軒をつけたりするのも雨仕舞い1つです。
軒を深ければ、建物の重要な構造内に雨水が浸入することがありませんが、現代では防水シートやテープ、コーキングなどで雨水の侵入を防げるため、深い軒は不要という設計士も中にはいます。
軒がゼロの場合、少しでも施工不良があれば雨水がどんどん建物に侵入してしまいます。
なので、雨漏りしやすいかどうかで屋根材を選ぶよりも「屋根の形状」や家の形を雨漏りリスクが低いものにすることを検討しましょう。
インナーバルコニーも危険
最近は「インナーバルコニー」と言って、1階の部屋の上にバルコニーを作る住宅が人気を集めています。
外観もスッキリしていますし、雨が振り込まないので洗濯物も干せます。
ところが、このインナーバルコニーで雨漏りが多発。
もともと、バルコニーやベランダと呼ばれる部分は雨漏りが発生しやすかったのですが、家から突き出している状態であれば少々水が入っても家本体に与える影響は微々たるものでした。
しかし、部屋の上にバルコニーがある場合、雨水が侵入すればあっという間にお部屋が雨漏りの被害にあいます。
便利なインナーバルコニーですが、雨漏りリスクを増やしていることを念頭において設置の有無を検討してくださいね。
屋根の形状から雨漏りリスクを考える
軒ゼロ住宅以外では、「陸屋根」「片流れ」「ルーフバルコニー付き住宅」、「複雑な形状の入母屋造」などの屋根の形状は雨漏りリスクが高いです。
特に、最近増えているルーフバルコニー付き住宅は要注意。
ルーフバルコニー付き住宅の屋上は、平坦になっていて防水処理が行われていますが、防水処理の耐用年数はせいぜい10年程度です。
使い方によっては、数年で防水層がはげてしまい雨水が侵入します。
どの屋根材よりも、メンテナンス頻度が高くなりますので、新築で導入する時はメンテナンス費用を貯蓄しておいてください。
新築やリフォームする際に気をつけるべき構造と屋根の形状については、こちらの記事で詳しく解説しています↓
雨漏りしにくい屋根の形状は「招き屋根」
近年、弱点が少ない形状として人気が高くなっている『招き屋根』ですが、この屋根形状は切妻屋根の一方の屋根面を長く伸ばして、もう片方を短くした屋根形状の事を指しており、さらに2面の屋根面が段違いになっているのが特徴的な屋根の形状です。
屋根面が互い違いになっているため、その分屋根裏に広い室内空間を確保でき、2面の屋根面が段違いで支えあっているため、非常に頑丈な屋根を実現できます。
その上、比較的シンプルな屋根形状となるため、施工性が良く、安価な施工費用で済みます。
このように色々とメリットはありますが、強風に強いという特徴は、近年増加している大型台風に備えるためには非常に有効なメリットだと感じます。
屋根材以外からの雨漏りの方が多い
古くから雨漏りがしやすい家の箇所には、「雨仕舞い」と呼ばれる手法で雨漏り対策をしてきました。
雨仕舞いとは、雨水が家の中に侵入してこないようにするための防水施工のことを指します。
現在では、この雨仕舞い部分に「板金」が取り付けられています。
板金は、一見すると金属屋根やコロニアルだけに取り付けられているんじゃないの?と思われる方もいるかと思いますが、陶器瓦など全ての屋根の雨仕舞い部分には「板金」が取り付けられています。
板金が取り付けられている箇所は全て、水が溜まりやすい弱点部分に取り付けられるのです。
ですので板金は主に、屋根の「谷どい板金」「棟板金」「軒先板金」「ケラバ板金」など、その他で言うと「雨押え板金」「天窓板金」「パラペット板金」「笠木板金」などたくさんの箇所で板金が用いられます。
弱点であるこの板金たちが劣化することで、当然、屋根材以外からも雨漏りは引き起こるのです。
屋根材以外からの雨漏り
屋根材以外からの雨漏りは、建物の屋根以外の部分から雨水が侵入する問題を指します。以下は一般的な屋根材以外からの雨漏りの原因と対処方法です。
- 窓やドアのシーリング不良: 窓やドアの周りのシーリングが劣化したり、破損したりすると、雨水が室内に侵入する可能性があります。シーリングを補修または交換する必要があります。
- 壁や外壁のクラック: 壁や外壁に亀裂が入ると、雨水が侵入しやすくなります。亀裂を修復し、外壁を適切にメンテナンスすることが重要です。
- 換気扇やルーフベントのシーリング: 屋根近くにある換気扇やルーフベントのシーリングが劣化すると、雨水が入り込む可能性があります。シーリングを点検し、必要に応じて修理または交換します。
- 屋根の周りのルーフフラッシング不良: 屋根の周りにあるルーフフラッシング(防水材)が劣化すると、雨水が侵入しやすくなります。ルーフフラッシングを修復する必要があります。
- ガターと雨樋の問題: ガターと雨樋が詰まったり破損したりすると、雨水が正しく排水されず、建物に漏れる可能性があります。ガターと雨樋を定期的に清掃し、修理することが必要です。
- 外壁材の浸透性: 一部の外壁材は雨水を浸透させる可能性があり、雨漏りの原因になります。外壁材の適切な選択とメンテナンスが重要です。
- 窓やドアの不良な取り付け: 窓やドアが適切に取り付けられていない場合、雨水が侵入する可能性があります。専門家による再取り付けが必要かもしれません。
雨漏りの原因を特定し、適切な修理やメンテナンスを行うことが、建物の保護と快適さを確保するために重要です。雨漏りが継続する場合は、建築プロフェッショナルに相談することをお勧めします。
雨漏りしない屋根材まとめ
屋根材の耐久年数は瓦を筆頭に15年から100年以上ですが、その下で雨漏りを防いでいる防水シートは一般的なものは20年程度の耐久年数しかありません。
だから、どの屋根材を選んでも20年前後でメンテナンスが必須になります。
それよりも、新築の時に重視するのは屋根や家の形状です。
最近流行している箱型の軒ゼロ住宅や、陸屋根住宅、ルーフバルコニーなどは雨漏りが非常に発生しやすいので、ちょっとした施工不良で雨漏りが発生してしまいます。
屋根材選びも大切ですが、それ以上に屋根の形状等に気を使って「長持ちする家」を建てましょう。
雨漏り修理の専門家【屋根雨漏りのお医者さん監修】
こんにちは
屋根雨漏りのお医者さん滋賀県担当の堀内です。
弊社は、雨漏り修理専門のプロ集団で構成された会社です。
私自身は、・基幹技能士・一級建築板金技能士など数多くの資格と表彰状を保有して活動しております。
総合実績11万件以上で皆様の知る建物を数多く修繕してきました。
雨漏り修理専門家のコメント
雨漏りしにくい屋根材として何を選択するかは、その建物の地域、気候、建築スタイル、そして予算による部分が大きいです。しかし、強度、耐久性、そしてメンテナンスの必要性を考慮した際、いくつかの選択肢が特に優れています。
金属屋根は非常に耐久性があり、雨漏りしにくいです。金属製の屋根はその形状が均一で、繋ぎ目が少ないため、適切に取り付けられた場合、雨水はすぐに流れ落ちて雨漏りのリスクが低減します。また、金属屋根は耐候性と耐风性があり、長期間にわたりその性能を保つことができます。
もう1つの選択肢は、スレートまたは天然石で作られた屋根です。これらの材料は非常に重く、頑丈で、耐久性があります。また、天然石は吸水性が非常に低いため、雨水が浸透しにくく、雨漏りのリスクを低減します。
しかし、これらの選択肢は初期投資が高くなります。費用を抑えたい場合には、アスファルトシングルも一つの選択肢です。これらは軽量で取り付けが容易、かつ経済的な選択肢であり、適切に施工されれば雨漏りのリスクを低減することができます。ただし、耐久性は金属屋根やスレートに比べると劣ります。
これらのどれを選択するかは、お客様の建物の状況とニーズによります。弊社としては、適切な屋根材選択と、それを施工するための適切な技術と知識が最も重要と考えています。