雨樋の破損の原因と雨漏り修理費用を解説

雨樋 知識・ノウハウ
雨漏りの質問

雨樋とは?修理費用はどのくらい?

日常生活では、あまり意識しない雨樋ですが、雨樋には大事な役割があるのです。
普段なんとなく近所の雨樋が目に入り見たら雨樋から雑草が生えていたり、台風の後に雨樋を確認したら外側に傾いていたりと、雨樋は周りの木々や強風などの影響を受けやすいため、とても劣化しやすいのです。そういった劣化や破損が原因で、雨漏りが発生する事もあります。

この記事では、雨樋の役割から、雨漏りの原因・修理費用について解説します。

目次

1.雨樋の構造について

雨樋の構造

まず、雨樋の構造・呼び方について解説します。
雨樋がどうやって取り付けられているか、どんな物なのかを知ることで雨漏りの原因や症状を理解することができます。

雨樋はいくつかの部品を合わせて作られています。そのため台風などで、簡単に外れることがあります。

2.雨樋の役割とは?

雨樋の掃除

雨樋は雨が降った時に雨水を一か所に集め排水する役割を持っています。
これにより建物の外壁や屋根の劣化を防いでいるのです。
雨樋が付いていないと屋根から直接地面に溜まり大きな水たまりを作ったり、その水が跳ね返り周りを汚してしまったりもします。

そんな雨樋も定期的にメンテナンスが必要だったり、破損すると雨漏りに繋がり修理費用が高額になる事もありますので早めの修理が必要です。

【軒樋について】
軒樋の役割は、屋根に落ちてきた雨水を一時的に受けとる水の通り道です。1カ所に集めることにより効率的に雨水を運べるようになります。

【集水器について】
軒樋に集められた水を1カ所に集め、集めた水を地面に流すための場所です。

雨樋の役割①雨水の跳ね返りによる影響を防ぐ

雨樋の雨漏り

雨樋が設置されていないと、屋根からそのまま雨水が落ちることになります。

2階建ての家だと約6m、3階建てだと約10mの高さから水が落ちます。何年も雨が降るたびに地面が局所的に衝撃を受け続けていると、その部分がえぐれて水溜りができたり、コンクリートが削れていってしまうこともあります。

元々地盤が緩い地域だったり、大雨の時に冠水してしまうような地域の場合、しかるべき場所に排水をしないと、家の基盤に影響を及ぼしてしまうかもしれません。

雨漏りの役割②建物への雨水の侵入を防ぐ

屋根の接合部

家の壁に沿って垂直に伝っているのが竪樋(たてどい)、屋根からの水を受けるのが軒どいです。そしてこの2つを繋いでいるのが集水器です。

これらの雨樋は建物内に侵入するのを防ぐ役割があります。

屋根と壁のつなぎ目などの部材と部材のつなぎ目は隙間が空いてしまうことがあり、そこから雨水などが進入してしまうリスクがあります。雨樋が外側に傾いていたり、詰まっていると、その役割を果たせずに屋根と壁のつなぎ目に雨水が侵入してしまい、雨漏りや建物の劣化の原因となってしまいます。

せっかく建物の寿命を伸ばすために雨樋があるのに、しっかりと機能していないと意味がありませんよね。

ご自宅の雨樋も定期的に確認をしておけばその後の建物の修理費用やメンテナンスの頻度を減らすことができるかのしれません。

3.雨樋が破損する原因

雨樋は主に、経年劣化と自然災害等によって破損します。
その中でも多い破損の原因は主に5つです。

雨樋が破損する原因①経年劣化による破損

雨樋の破損

雨樋は、軒樋・集水器・縦樋など様々な建築材が合わさってできているため、つなぎ目が多いです。そのつなぎ目が経年劣化によって緩んでいるところに、何らかの負担がかかりってしまい、ひび割れや外れたりといった不具合が出ます。

雨樋が破損する原因②台風や強風による破損

台風による雨漏り

台風や強風などの影響により、部材同士をつないでいる箇所を外してしまったりといった不具合が起こります。
また、大雨により受けきれなくなった水が樋を壊してしまったりなんてことが起こります。

雨樋が破損する原因③雪の重さによる破損

雨樋 雪

大雪が降った日などは、雨樋に直接雪の重さが加わるため、雪の重さに耐えきれなくな利、雨樋が破損することがあります。

雨樋が破損する原因④衝撃による破損

雨樋

軒樋など雨樋は一部、金具で固定してある箇所があります。その金具が何らかの衝撃で外れてしまったり、部材同士で繋いであるつなぎ目を外してしまったりして破損します。

雨樋が破損する原因⑤ゴミや枯れ葉が詰まっている

雨樋 ゴミ

雨樋は集水器に水を集め1カ所に流すため、ゴミや枯れ葉が詰まると水が溢れ破損することがあります。日頃から集水器の点検と掃除を行いきれいな状態を保ちましょう。

4.自分で直す・雨樋のメンテナンス方法

雨樋の交換や専門的な修理になると専門家でないとハードルが高いですが、日頃のメンテナンスや軽い修理なら自分で行う事が出来ます、その方法を解説していきます。

雨樋のメンテナンス方法①雨樋の落ち葉やコケなどを取り除く

雨樋の詰まり

とても簡単ですが、大事なメンテナンスの一つです。
ベランダがある場合はそこから確認できる範囲で雨樋にゴミが入っていたり、詰まりそうな場所はないか確認してみてください。

ベランダから作業する場合は、比較的屋根との距離が近いので、脚立でも作業が可能な場合もあります。

はしごをかけて確認する場合は、高所の作業となり危険が伴いますので必ず2人以上で無風の時に行ってください。

屋根や雨樋に関わる作業では、高所で両手を離して作業しなければならないことも多いです。安全面において少しでも不安がある場合はプロにお願いしましょう。

家の近くに木が植えられている場合は、その周辺の雨樋に落ち葉などが詰まっている場合が多いので、強風の日の後などはこまめにチェックしてみてください。

雨樋のメンテナンス方法②雨樋の排水口を確認する

雨樋の排水

屋根に近い部分だけではなく、雨水がきちんと排水されているかどうかも確認しましょう。

雨の日にきちんと流れているかどうか、また排水した先に水溜りができていないかも見ておくと良いでしょう。

飛んできたゴミなどが排水口に引っ掛かり、意図しない方へ水が流れ出しているかもしれません。

また、排水管が地面に埋まっている場合は確認ができません。しかし、排水管のすぐ近くに木などが植えられている場合は木の根が排水を妨げているかもしれません。

自分の所有地の場合は少し掘り返して確認してみるのも良いかもしれません。

軒といに詰まっているところが見当たらないのに、排水されていない場合は、竪樋が詰まっている可能性があります。

そのような場合は一度竪樋を外して中を確認してみてください。

もし詰まっている時は長い棒を入れて詰まりの原因となっているものを押し出してください。

雨樋のメンテナンス方法③雨樋にヒビがある場合は、テープなどで補修する

雨樋の劣化

雨樋の一部にヒビや穴が空いてしまい、そこから漏れてしまっている場合は、雨樋補修用のテープで補修することができます。

補修する部分の周辺をきれいに掃除し、ひび割れの箇所を覆うようにテープで補修しましょう。

雨樋の接続部分が緩んでいたり、外れている場合も、一度取り外して掃除をし、雨樋補修用の接着剤などを塗ってからはめ直すことで修理することができます。

しかし、これらは一時的なものなので、このまま何十年もそのままにしておくことはできません。

あまりにも継ぎ接ぎだらけになってしまいそうならば、一度プロに状況をみてもらうことをお勧めします。

5.専門業者に頼むべき雨樋の破損

雨漏り修理業者の選び方

インターネットで検索すると雨樋の専門的な修理方法も出てきますが、基本的に自分で修理するのはオススメ出来ません。高所作業なのでリスクもある上に、時間や費用も倍かかってしまう事もある為です。

業者の選び方は、しっかりと調査を行ってからお見積もりを出してくれるところがいいと思います。また、保証や細かな工事説明までしてくれるところはおすすめです。

屋根雨漏りのお医者さんでは、経験豊富なプロのスタッフがわかりやすく説明し、調査・見積もりまで無料で行っているため、まずはご相談してみるのもいいかも知れません。屋根雨漏りのお医者さんはこちらから