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悪徳業者のずさんな工事がさらなる雨漏りを呼ぶ! 衝撃の屋根裏動画

「屋根の修理の悪徳業者なんて、都市伝説で本当は実在しないでしょ?」って思っていませんか?
けど、実は屋根の修理は数ある住宅関連業種の中でも悪徳業者がのさばりやすい業種。
雨漏りを修理するどころか悪化させてしまう業者や、太陽光発電設備を設置する際に屋根に致命的な損傷を与える業者も少なくありません。
まずは、百聞は一見にしかず、ということでテレビでも取り上げられた当サイトの動画をご覧ください。

1.テレビ番組にも取り上げられた衝撃の屋根裏雨漏り動画

こちらの動画は当サイトが撮影した動画ですが、先日テレビ番組にも取り上げられました。
なんと、太陽光発電のソーラーパネルを屋根に取り付ける際に、大きな釘を屋根に突き刺して貫通させてしまい、そこから雨水がザーザーと屋根裏に注ぎ込んでいるのです。
動画
この雨漏りの原因は、ソーラーパネルを屋根に載せる際に固定するための釘の打ち方とコーキングです。
ソーラーパネルを屋根に固定する方法は複数ありますが、屋根に穴を開ける方法は「野地板固定」と「垂木固定」の2種類です。
野地板固定とは屋根材(瓦など)の下にある、薄い板に釘やネジをうって固定する方法です。
野地板は薄いため、ネジや釘は貫通してしまい雨漏りリスクが高くなります。
しかし、きちんとコーキングを行い防水処理をすれば雨漏りリスクは抑えられます。
ところが、動画の工事業者は「野地板固定」を採用していながら、きちんとした防水処理を行っていなかったのです。
これでは雨漏りするのは当然のこと。
穴をあけた箇所から水は入り放題になってしまいます。
そもそも、野地板固定は、太陽光パネルを支える力が少なく豪雪地帯や暴風地帯では使うことができませんし、メーカーによっては補償対象外なので、太陽光パネルの工事を行う際は工法についてしっかりと打ち合わせをしてください。
雨漏りリスクを低減させるためにも、ソーラーパネルをしっかり固定するためにも、屋根に穴をあける工法しか選択できない場合は「垂木固定」を選択しましょう。
垂木固定とは、垂木と呼ばれる屋根の構造材にネジや釘を打つ方法です。
屋根には、屋根を支えるための垂木と呼ばれる木が骨のように張り巡らされています。
ちょうど屋根を上から見ると肋骨のような形状になっていて、その部分は野地板よりも分厚く釘やネジを打っても下まで貫通しません。
だから野地板固定よりも、格段に雨漏りリスクは低下します。
釘が貫通しないので、万が一雨水が侵入しても下から漏る可能性が低いのです。
ただし、垂木固定は、垂木がどこにあるかを機器などで把握しながら施行するため時間がかかり、野地板固定よりも費用が高くなります。
とは言っても大切な家が雨漏りをしてしまった時の経済損失に比べたら大したことはありませんので、しっかりとした施工をする業者さんと打ち合わせをして雨漏りリスクが低くなるソーラーパネル固定法を選んでください。
ちなみに、ソーラーパネルが原因で雨漏りが発生したら設置したソーラパネルを全ておろした上で、屋根材(瓦など)を剥がした上で、その下にある防水シートを交換する非常に大掛かりな工事が必要になる場合もありますのでご注意くださいね。

2.まだまだあります。悪徳業者の最低雨漏り修理

こんなのはごくごく一部の悪徳業者だと思いますか?
実は、当サイトにも多数の修理業者が原因の「雨漏り事例」が続々と寄せられています。
多いのが、雨漏りの原因を特定できずに関係ない場所を修理しているケースです。
水の侵入経路は複雑で、一目で「ここから漏れている」とわかるほど単純ではありません。
専門知識がある職人さんが施工すれば、経験から雨漏り箇所を導き出すことができますが、知識が少ない職人さんや転職したばかりの職人さんでは、すぐに雨漏り箇所がわからず、「多分ここだろうな」という箇所を修理します。
ところが、雨漏りの原因は違う場所にあるので、いくら丁寧に施工しても雨漏りが収まりません。
次に多いのが、工事方法の誤りです。
雨漏りの修理の際には、多くの専門知識が必要になります。
穴が空いているところ、水が流れている場所を全て塞いだらいいかというとそうでもないのです。
例えば、瓦屋根の場合、瓦と防水シートの間には若干隙間が空いています。
この隙間は、入り込んだ雨水を排出するためには必要不可欠な隙間です。
ところが、知識が少ない業者が施工するとこの隙間を塞いでしまうことがあります。
雨水の逃げ場だったスペースを全部塞いでしまったら入り込んだ雨水の逃げ場がなくなってしまい、瓦と防水シートの間に溜まっていきます。
溜まった雨水は、防水シートを徐々に侵食して、しばらく経つと新たな箇所が腐食して雨水が建物に侵入。
なんと、もともと雨漏りした箇所以外にも新たに雨漏りが発生してしまうという、悲劇が起きるのです。
しかも、雨漏りは発生したらすぐに気付けるかというとそうでもありません。
小屋裏が露出している家の作りや、小屋裏に気軽に入れる小屋裏収納が設置されている住宅であれば、比較的簡単に雨漏りに気づけます。
ところが、多くの住宅では小屋裏は天井の裏に入らないと見られない仕組みになっているので、早い段階で雨漏りに気づくことができません。
運よく部屋の中に水が侵食してくれば良いですが、部屋ではなく家を支える構造材にジワジワと染み込み、気が付いた時には、柱が腐って交換が必要な深刻な被害が出ているケースもあります。
悪徳屋根修理業者に修理を依頼して、すぐに雨漏りの再発に気付けなかった場合には、家の屋台骨を揺るがす大惨事が起きている可能性があるということです。

3.屋根を破壊して雨漏りを助長する悪徳業者を見分ける方法

悪徳業者に修理をされると、家がどんな目にあってしまうのかはだいたいお分かりいただけたと思います。
けど、「悪徳業者ってどの業者のことなの?どこに頼めば安心なの?」というのがほとんどの方の感想。
屋根の修理で検索すると無数に修理業者さんがヒットしますが、どこが良心的でどこが悪徳なのか、すぐには見分けがつきませんね。
そこで、簡単な見分け方をご紹介します。

・格安修理が売りの業者

1つ目は、「屋根修理超格安、屋根修理定額◯万円」と謳っている業者です。
屋根を格安で修理、や屋根の修理がたったの5万円、などと「安さ」を前面に出している業者さんは避けてください。
ソーラーパネルの設置も屋根の修理も、専門知識が必要ですしある程度時間が拘束されますので、相場よりも明らかに安すぎる値段を提示してくる業者は、利益を出すために部材や作業時間などを削っています。
そもそも、屋根の修理料金は職人さんが屋根に登って現状を把握しなければ計算することはできません。
現場も見ずに修理代を提示するなんてもってのほかです。

・自宅に来るセールスマンもNG

それから「自宅にセールスに来る屋根業者」も避けてください。
そんなセールスマンに人件費を払っているということは、職人さんへの支払いが削られているということですよね。
火災保険が使えるなどと言って無駄な工事を行い、雨漏りを発生させることすらあります。
この2点に注意するだけで、悪徳業者率がかなり低くなりますので、ぜひ参考にしてくださいね。

4.まとめ

動画でご紹介したようなずさんな工事をする屋根修理業者は、無数に存在します。
屋根工事を失敗すると、雨漏りが発生して家の寿命が短くなるだけでなく、湿気やカビの影響で家族にも健康被害が出ますので、動画のような悲惨な状態にならないためにも、「信頼できる腕の良い」屋根修理業者を選びましょう。
悪徳業者のずさんな工事がさらなる雨漏りを呼ぶ! 衝撃の屋根裏動画

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亀岡亮介

亀岡亮介

屋根雨漏りのお医者さんグループ本部代表。
2010年に屋根雨漏りのお医者さんグループを立ち上げる。2017年現在、80数社の技術力を誇るメンバーを擁し、メンバーとともに、日々、雨漏り修理の問い合わせに対応している。

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