スレート屋根や瓦屋根、屋根以外の箇所からも雨漏りが発生したけれど、被害状況を見ると生活するのに大した影響のない箇所だし、簡単な補修を自分で行ったから大丈夫!そう思っていませんか?
確かに、しっかりと雨漏りの補修ができていれば、全然問題ないのですが、素人の方が雨漏りの補修を行う場合、大半は、根本の原因ではなく、表面のみを補修したことにより、一時的に雨漏りが止まっているだけに見える場合があります。雨漏りを放置してしまうと、建物内部で被害が拡大していき、家・人体共に様々な害を及ぼしかねません。
また、雨漏り修理業者に見積もりを依頼し出された費用は適正価格なのか?
費用相場や修理方法など建築の知識がない方だと全然想像もつかないと思います。
この記事では、そんな雨漏り放置の危険性と修理した際の見積もり費用について解説していきます。
早急に専門業者に相談したいという方はフリーダイヤルで0120-994-119までお電話ください!
雨漏り修理のことから点検・塗装メンテナンスまで幅広く対応いたします。
流れについては、係のものからお伝えいたします。
雨漏りの放置で柱にシミや腐食!?ほっておくと危険!
木造住宅の雨漏り被害で気をつけたいのは、木材の腐食です。
木材は、住宅の至る所で使われており、特に柱や土台、合板などの木材が長期間濡れることでシミができたり腐食したりしてしまいます。
そのため、雨漏りをほっておくと被害がどんどん拡大し、木部の腐食が進行することで、木材など部材の強度や耐震性が低下し、安全が保てなくなってしまいます。
最悪の場合には、住宅が傾いたり、倒壊する恐れもあるので注意が必要です。
ピンポイントの雨漏り修理で直せる場合もある!
雨漏りを発見してすぐの症状が軽い場合には、部分修理で直せることがあります。
しっかりと雨漏りの原因を特定しピンポイントで直すことができれば、比較的安価で修理できるので早めに調査をしてもらいましょう。
早期発見の場合でも中には全体の修理が必要な場合もあるため、しっかりと原因・説明を聞く必要があります。
雨漏りの原因
雨漏りの原因は様々で、多くの場合、複数の要因が組み合わさって発生します。
主要な原因を詳しく解説します。
- 屋根の破損
屋根の破損は雨漏りの非常に一般的な原因です。特に、瓦が割れたり、屋根材が老朽化により劣化したりすると、防水機能が低下し、雨水が建物内部に侵入することがあります。また、台風や強風などの自然災害によって屋根材が飛ばされることもあり、その結果として大量の雨水が内部に入り込むことがあります。このような破損を未然に防ぐためには、定期的な屋根の点検と、劣化が見られる場合の早期の修復が必要です。 - 防水処理の不備
建物の防水処理が不適切であることも、雨漏りの大きな原因となります。特に、屋根や外壁のジョイント部分のシーリング材が劣化して剥がれてしまったり、施工時の不手際により十分な防水が施されていなかったりすると、わずかな隙間からも水が浸透しやすくなります。防水層自体の老朽化も問題で、特に紫外線や温度変化によって防水材が劣化することがあります。防水処理の不備を解消するためには、防水材の定期的な点検と、必要に応じて素材の補修や交換が重要です。 - 排水システムの問題
屋根やバルコニーの排水システムの不備も、雨漏りを引き起こす一因となります。排水路が詰まることで雨水が溜まりやすくなり、結果として水が建物内部へと浸透してしまいます。特に、葉っぱやゴミが排水口に詰まることが多いため、定期的な清掃が必要です。また、建物の設計段階で適切な傾斜が設けられていない場合、水は自然に流れずに滞留しやすくなります。このような設計ミスを初期段階で防ぐことが、長期的な対策としては効果的です。
これらの原因に共通するのは、定期的なメンテナンスと早期の問題発見、そして迅速な対応の重要性です。建物の耐久性を保つためには、これらの点に特に注意を払い、専門家による点検を定期的に行うことが推奨されます。
雨漏りで腐食が起こる理由
雨漏りで木材が腐食するメカニズムとしては、雨水が建物に侵入し、木材が濡れ水分量が高くなることで腐朽菌が繁殖します。
その状態が2~3週間続くと腐朽菌が木材の成分を分解し木材が腐食するのです。
たとえ、雨漏りしたとしてもすぐに乾けば問題ないので早めの対処が大切になります。
雨漏りで家屋の木材が腐るとどうなる?
木が腐ってしまった場合の被害はこのようになっています。
・家屋自体の強度が低下する
・高額な修理費になる
・シロアリが発生して被害が出る
雨漏りによる腐食がひどい場合には、地震時や台風などの災害で倒壊する恐れも考えられます。
また、天井裏の腐食が進めば、最悪の場合天井が落ちてしまうこともありえます。
木材が腐ってしまうと、その部分はもう元に状態に戻ることがないため、修理方法も新しいものへ交換となります。
そのため、主要箇所の交換となると最悪100万円以上の費用がかかることもあります。
シロアリも同様に、主要箇所を食べてしまうため、家の強度を下げ、駆除するにも高額な費用になります。
柱の腐食を防ぐための初期対応と詳細な手順
建物の柱が腐食することは、その構造的安全性に大きく影響します。
柱の腐食を効果的に防ぐためには、初期段階での対策が非常に重要です。
以下では、柱の腐食を最小限に抑えるための初期対応を具体的に説明します。
- 定期的な点検
- 屋根と外壁の検査:柱の腐食の多くは、雨漏りによる水の侵入から始まります。屋根や外壁の小さなひび割れや損傷が雨水の浸入口となることが多いため、これらの部分の点検は定期的に行う必要があります。特に、季節の変わり目や激しい天候の後は、点検を行うタイミングとして最適です。
- 専門家による評価:定期的な自己点検に加えて、数年に一度は専門家による詳細な診断を受けることが推奨されます。これにより、目に見えない小さな問題点も発見しやすくなります。
- 速やかな修理
- 損傷部分の迅速な修復:点検で損傷が見つかった場合、その部分は可能な限り迅速に修理を行うことが重要です。早期修理によって、水の侵入を防ぎ、柱の腐食を未然に防ぐことができます。
- 適切な材料と技術の使用:修理には耐水性と耐久性に優れた材料を使用し、適切な技術をもって施工することが求められます。適切な修理を行うことで、再発を防ぎ、長期的な建物の安全を確保できます。
- 適切な防水処理
- 防水層の維持と更新:建物の防水層は、水の侵入を防ぐ最初の防線です。防水層の定期的なメンテナンスと、劣化した場合の適時な更新が必要です。特に屋根や外壁のジョイント部分、窓周りなど、水が侵入しやすい箇所は特に注意が必要です。
- 最新の防水技術の活用:防水技術は進化していますので、最新の方法を取り入れることで、より効果的に雨漏りを防ぐことが可能です。例えば、液体塗布型の防水材料は、既存の建物にも施工しやすく、高い防水効果を発揮します。
これらの対策を組み合わせることにより、柱の腐食リスクを大幅に低減させることができます。
建物の寿命を延ばし、安全を確保するためにも、これらの初期対応を適切に行うことが極めて重要です。
雨漏りで柱にシミができた際の消し方
雨漏りでできた柱のシミの被害が小さいものは、漂白剤を使って消すことができます。 漂白剤は市販のものを用意し、使用する際は10〜50%程度に薄めた状態で使用します。
漂白剤を薄めたら、スプレーなどに移し、シミを消したい箇所に吹きかけ、しばらく時間をおいてから水拭きし、乾いた布でシミを拭き取ります。
その後、1日ほど乾燥させて完了。
注意点としては、天井に柄やデザインがついている場合は、漂白剤は使用しないようにしましょう。
また、漂白剤を薄めないまま使用することで、漂白剤を吹きかけた部分が目立ってしまうことがあります。
雨漏りを放置するとどうなる?
雨漏りを放置すると、建物の柱を含む構造部分に重大な損傷を与えることがあります。特に柱が腐食すると、以下のような一連の問題が発生する可能性があります。
- 構造的な弱体化: 柱は建物の重要な支持構造であり、その強度が低下すると建物全体の安全性が脅かされます。腐食した柱は、重量を支える能力が低下し、最悪の場合、建物の崩壊を引き起こすこともあります。
- さらなる水の侵入: 柱が損傷すると、建物の外壁や屋根との接合部に隙間が生じ、さらに多くの水が内部に侵入するようになることがあります。これにより、雨漏りの問題が拡大し、他の建材も損傷する可能性があります。
- カビや害虫の発生: 湿った環境はカビや害虫、特にシロアリのような木材を食害する虫にとって理想的な繁殖地となります。これらの生物が発生すると、建物の健康リスクが高まり、さらに修理費用も増大します。
- 不健康な居住環境: 雨漏りによる湿度の増加は、居住環境にも悪影響を及ぼします。湿度が高いと、アレルギー反応や呼吸器系の問題を引き起こすカビの成長を促進する可能性があります。
- 財産価値の減少: 建物の構造的な問題は、不動産の市場価値にも大きく影響します。柱の腐食やその他の損傷は、買い手にとって大きな懸念事項となるため、財産価値が下がる可能性があります。
これらの問題を避けるためには、雨漏りが発見され次第、速やかに専門家による診断と修理が必要です。初期段階で対処すれば、より高額な修理費用や建物の損傷を最小限に抑えることができます。雨漏りは時間とともに悪化するため、早期の対応が重要です。
雨漏りの放置による被害は腐食だけじゃない
雨漏りを放置することで起こる被害について説明します。
雨漏りが発生しても修理せず、それを放置してしまうことで住まいが劣化していきます。
雨漏りを放置したことによって濡れてしまうだけでなく湿気の発生や湿度の上昇により、腐食してしまうため、被害が酷くなった場合、屋根の葺き替えや家のリフォームだけでは済まなくなる可能性もあります。
また、そこまで悪化しなくても様々なトラブルが住宅で生じるため少しの雨漏りだからと侮ってはいけません。
雨漏りの放置によって引き起こる被害について下記で説明します。
・シロアリが発生する
・木部が腐食し、強度が低下する
・漏電により火災につながる
・天井が抜け落ちる
・湿気や湿度上昇でカビが発生する
・害獣や虫が発生する
雨漏りのカビについてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓
雨漏りの放置による二次災害
雨漏りを放置することで、まずカビが発生します。
その後、木部の腐食が始まると天井が抜けたり、シロアリが発生したり、最悪の場合、建物の強度が低下し倒壊する恐れがあります。
シロアリは、木部だけでなく、電線や断熱材といった物までかじるため被害が広がらないように注意が必要です。
シロアリは、湿っている木材を好んで食べるため、もしも、その木材が主要な柱である場合、建物の強度が低下し、安全性に問題が出てきてしまいます。
シロアリが発生しなくても、木部が3週間程度、水分を含んだ状態になってしまうと「不朽」という状態になり、構造体の劣化にもつながります。
また、金属部が濡れてしまった場合には、錆が発生し、そこから建物の強度低下につながります。
いずれにせよ、雨漏りを放置しておくのは建物の安全面を考えたら、とても危険ですので早急に修理を行うのをおすすめします。
雨漏りによるシロアリについてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓
雨漏り放置による人体への被害
雨漏りを放置することで引き起こる人体への影響と修理費用について説明していきます。
雨漏りの放置による被害の拡大だけでなく、人体にも悪影響を及ぼします。
また、放置によって被害が拡大することで修理にかかる費用も高額になってしまいます。
①カビやダニの発生による健康被害
雨漏りが発生すると、湿度が高くなります。
特に木造の家では、カビやシロアリと言った被害が起こりやすいです。
雨漏りによって湿度が高くなると、カビやダニ、最悪の場合、ネズミなどの害獣が出現します。
カビは70%~99%の湿度で、ダニ65%~75%の湿度で長生きすると言われています。
カビやダニの発生は、人体の健康状態にも影響を及ぼすため、雨漏りを放置しておくのはやめましょう。
また、雨漏りが発生すると、水を求めて害獣が住みつくようになり、その害獣のフンなどによって健康被害が出る場合もあります。
もしも、建物の内部を雨が伝って雨漏りしているのであれば、家全体が濡れてしまっていることも考えられますの早急に修理を行いましょう。
カビによって引き起こるアレルギーや病気
カビによって引き起こる病気は多々あります。
例えば、アトピーや、ぜんそくなどの呼吸器疾患や、アレルギー性鼻炎、過敏性肺炎咳などが挙げられます。
また、軽い症状では、頭痛や咳などといった原因にもつながります。
カビは、人体だけでなくペットにも影響を及ぼすことがありますので早急に取り除きましょう。
②被害が大きくなると修理にかかる費用も高額になる
雨漏りを放置してはいけない最後の理由は、ズバリ修理費用が大きくなることです。
雨漏りの初期段階であれば、数万円で直すことができますが、放置してしまったことによって被害が拡大してしまった場合、30~50万、最悪の場合、150万以上の修理費用が発生することがあります。
少しの雨漏りだから、まだ大丈夫とは思わず、むしろ少しの雨漏りだからこそ、修理費用が安いうちに直しましょう。
雨漏りをすぐに修理するとお得?
雨漏りを発見してから、なんだかんだで数年経ってしまった…そういうお客様も中にはいらっしゃいます。
そうなってしまうと、本当は一部分のみの修理でよかったものが全体を修理しなければいけない、柱ごと交換しないといけない、などと大掛かりな工事に発展したりということになりかねません。
同じカバー工法で修理するにしても一手間加える必要が出てきたりと、工事料金は数倍に跳ね上がることもよくあります。
ですので、気づいたら早めに修理を行い、症状が軽く数万円で直るうちに直してしまいましょう!
雨漏りの放置は、工事料金が変わるだけでなく、健康面の被害、例えば喘息の悪化や、アレルギー性鼻炎を引き起こすなどにも影響があるため、早めに修理することが大切です。
雨漏り放置が悪化して相談にくる方が多い
いざ「雨漏りしている!」と気づいた時には、「あぁ、やばい。早く直さなきゃ」、「一体いくらかかるのだろうか?どこに依頼すればいいの?」などと、いろいろな思いが頭をよぎり、最終的に放って置いても直せるものでもないで、大抵の方は直すことを考えます。
ところが、雨漏りの症状は最初、壁紙が変色する、壁伝にちょっと水滴が…というような場合が多いです。ですので、まだ大丈夫だろう、生活に支障がないし、お金もかかりそうだから後回しにしようとなるわけです。
そうして数ヶ月、かなり酷い台風に見舞われるころになると「あっやばい。水滴がかなり落ちてきた。このまま放置してたら家が壊れるかも」というような大雨などのきっかけがあって本格的に雨漏り修理業者探しが始まります。
このように、多くの場合、目立った雨漏りの被害が出て始めて相談しに来るのです。
雨漏りの初期症状について
次は、雨漏りの症状・状況について解説していきます。
天井で雨漏りが発生した時と、壁から雨漏りが発生した時との2パターンを紹介します。
当てはまる症状がある場合には注意が必要です。
天井に出る雨漏りの初期症状
天井に出る雨漏りの初期症状としては、以下のものがあります。
・天井から水が滴ってくる
・天井材の一部が剥がれ落ちてくる
・天井にある電気屋、クロスの中に水が溜まってくる
・クロスがはがれている
・天井から水がポタポタ落ちる音がする
・天井のクロスに黒カビが生えている
・天井板やクロスにシミができている
壁に出る雨漏りの初期症状
壁に出る雨漏りの初期症状としては、以下のものがあります。
・室内の壁に雨染みができている
・窓サッシから雨水が浸入して窓近辺が濡れている
・換気扇や配管のある場所から雨水が浸入している
・壁のクロスがはがれている
・壁内からポタポタ落ちる音がする
・壁内からカビ臭がする
・クロスに黒カビが生えている
・クロスにシミができている
雨漏りは様々な原因・場所で起こる!
雨漏りは、屋根以外からも、外壁やベランダ、窓サッシなど、至る所から発生する可能性があります。
ですので、もし仮に天井で雨漏りが発生していても、その原因は100%屋根であると言えないのが雨漏りなのです。さらに詳しく雨漏りの原因について見ていきましょう。
屋根からの雨漏りの主な原因
屋根から雨漏りする多くの原因は、屋根材の経年劣化によるものが多いです。
屋根から雨漏りする原因は主に以下のようなものがあります。
・屋根材のひび割れ、ズレ、反り、浮き
・板金の浮き、破損、釘が抜けている
・漆喰の劣化、ひび割れ、崩れ
・防水シート(ルーフィング)が劣化している、施工不良により穴が空いている
・屋上の防水施工が劣化、破損している
屋根からの雨漏りについてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓
外壁からの雨漏りの主な原因
外壁から雨漏りする多くの原因は、外壁材の経年劣化にひび割れや、コーキングの劣化よるものが多いです。
外壁から雨漏りする原因は主に以下のようなものがあります。
・外壁のひび割れ(クラック)
・コーキングの劣化、ひび割れ
外壁からの雨漏りについてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓
窓・サッシからの雨漏りの主な原因
窓サッシからの雨漏りも経年劣化による不具合で引き起こることが多いです。
窓サッシから雨漏りが引き起こる原因は主に以下の要因が挙げられます。
・コーキングの劣化、ひび割れ
・ゴムパッキンの劣化、破損
・引き違い窓のすき間から侵入
窓・サッシからの雨漏りについてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓
ベランダからの雨漏りの主な原因
ベランダからの雨漏りの原因は主に以下のようなことが考えられます。
・床面の防水施工の劣化・破損
・外壁とのつなぎ目
・笠木の劣化・破損
・コーキングの劣化、破損
・排水口の詰まり
ベランダからの雨漏りについてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓
業者の選び方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓
自分で雨漏り修理はオススメしません
雨漏りの修理は原因の特定が不可欠です。
原因特定は専門の知識を持ったプロの業者でないと難しいのでDIYでの修理はおすすめできません。
最悪の場合、雨漏りが悪化する可能性だけでなく、命に関わる事故に繋がる恐れもあるため自分でやるのは危険です。
また、DIYで人の手を加えたことによって、火災保険などの対処から外れてしまい全額自己負担となってしまう可能性が非常に高くなってしまうこともありますので、最初からプロに頼んだ方がいい場合が多いです。
雨漏りは柱や外壁の腐食を引き起こし、建物の構造が損なわれる恐れがあり、柱の腐食が進んでいる場合、補修だけでなくリフォームが必要になることもあるため、異常が見られた場合は速やかに業者に相談しましょう。
雨漏り修理で最も重要なのは業者選び
ここまで読むと、「雨漏り修理はたくさん工程があるけど格安修理屋さんはどうやってるのかしら?」って疑問に感じると思います。
雨漏りの原因を特定して、さらに足場を組んで、費用が数万円でできるとは思えませんよね。
ぶっちゃけ「一律2万円」などの格安雨漏り修理は、先ほど説明した様な作業工程は行いません。必要な工程をやらなかったり、塗る回数を少なくしたりと手抜き工事として行われることが少なくないのです。
また、足場を組まずに屋根に登って、雨漏り箇所にシーリング材(コーキング)を塗るだけという業者さんも少なくないのが現状です。
瓦が浮いていれば、そこにシーリング材を塗っておしまい。
けど、雨漏りの原因は屋根材の割れや浮きだけじゃなく、その下の防水シートが原因になっていることが多いので、屋根材のシーリング材を塗っても雨漏りの根本的な原因は収まることはありません。
むしろ、雨水の逃げ場がなくなってしまい、雨漏りがひどくなる可能性もありますし、雨漏りの再発も起こります。
雨漏り修理の世界は、「一律数万円」などと現場もみずに決められるほど簡単なものではないので、ホームページや広告に一律のお値段が書いてある業者さんには注意しましょう。
雨漏りの放置についてのまとめ
雨漏りが発生したら早急に応急処置・修理をしましょう。
雨漏りがひどいと、柱の腐食が進行し腐食する場合があります。
柱の腐食が進行している場合は、柱の補修や交換が必要になるため工事費用も高額になってしまいます。
また、雨漏りすることで家の価値が下がるだけでなく、建物の安全性や、人的被害についても影響を及ぼすため、早急な修理が必要です。
雨漏りの発見から修理が早いほど、修理にかかる費用は数千円~数万円とかなり安く抑えることができます。
大切な家の雨漏り修理は、信頼できる業者に任せるのが肝心です。信頼できる業者をきちんと見極めるには、雨漏り修理についての知識を深め、業者選びのポイントをしっかりおさえておきましょう。
我々、屋根雨漏りのお医者さんでは、土日祝日を問わず全国で対応しています。
無理な押し売り電話や契約・不要な工事は絶対にいたしませんので、安心してお気軽にご相談ください。
こんにちは
屋根雨漏りのお医者さん栃木県担当の臼井です。
弊社は、雨漏り修理専門のプロ集団で構成された会社です。
私自身は、一級建築士・基幹技能士・一級建築板金技能士など数多くの資格を保有して活動しております。
総合実績11万件以上で皆様の知る建物を数多く修繕してきました。