【台風の対策方法】 ~災害から家族を守るために~

毎年やってくる台風シーズン、皆様は台風が来る前に取るべき行動や対策を把握していますか?
台風対策が必要と認知はされていますが、実際に効果のある台風対策を実施されている人はそこまで多くない気がします。
この記事では効果的な台風の対策方法や対策用品について分かりやすく解説していきます。少しの行動で被害をなくせるように是非実践してみてください。
台風対策 目次
効果的な台風対策について
台風の情報について次の4つを解説します。
家の中の対策方法
家の外の対策方法
蓄えておくべき台風対策用品
台風の対策方法は難しいものではなく簡単に取り組める上に効果はかなり見込めます。
台風による被害で物の物損や家の損傷、ケガ等を起こさないように心がけましょう!
台風がもたらす被害
日本では昔から台風が頻繁に発生しており、今も台風の発生回数は変わることなく日本を脅かし続けています。
台風によってもたらされる被害は大きく分けて5つ
実際に経験しないと恐ろしさは想像しにくいですがどれも簡単に人命を奪う恐ろしい自然による災害です。
どのような状況下でも迷わずに行動出来るように自分の家の近くの緊急避難所場所だけは知っておきましょう。
今ではインターネットで住所を入力するだけで近所の避難所を検索できるようになっています。Yahoo避難場所マップ
台風に備えた家の外の対策

①窓・網戸・シャッターを全てしっかり閉めましょう。
台風の影響で何か物が飛んできて窓ガラスが割れる可能性も十分にあります。窓ガラスが割れた時にガラスの破片が飛び散ら無いように写真のようにバムテープを内側から貼っておくとガラスが飛散するのを防いでくれます。
カーテンやブラインドも閉めておきましょう。

②ベランダや屋上、家の周りにある排水溝、側溝を掃除して水捌けを良くする
排水溝にゴミや汚物が詰まっていると雨水が流れなくなりベランダが洪水状態に・・・
屋上やベランダの排水機能が無いと家の内部に雨水が侵入し雨漏りを起こす可能性が高いです。
雨漏りは修理費用も高く様々な二次災害に繋がるため気をつけましょう。
台風による雨漏り対策についてはこちらをご覧ください→台風に備えて瓦と雨樋とベランダの点検を!


③家の外に置いてあるものをなるべく取り込む・固定する
自転車、植木鉢、ゴミ箱、物干し竿等 家の外にあるものはなるべく屋内に入れましょう。
自転車など屋内に取り込むことが難しい場合は倒してロープ等で固定しておきましょう。
風災での多い質問が
Q.台風で家の物が飛んで他人の物を壊した場合、賠償責任はどうなりますか?
A.予防、回避が出来た物であれば損害賠償は発生する可能性があります!
瓦や家の部位等、自然災害で起きた予測不能な事故」として、法律上の賠償責任は基本的に発生しません。
しかし台風の襲来に備えて予防や回避が出来たと判断されてしまった場合、損害賠償責任が発生する可能性があるので強風時には十分注意しましょう。

④浸水する可能性がある場所にい土のうを設置
土のうを設置することで、土嚢が堤防の役割を果たし、家屋内への雨水の浸入を抑制する事が出来ます。
※土嚢はホームセンター等で購入する事が可能です。地域によっては自治体が無料で配布していることもよくあるそうです。
土嚢での台風対策について分かりやすい記事がありましたので紹介しておきます→浸水被害を防ぐ「土嚢」の正しい積み方は?「水嚢」のつくり方も解説

台風に備えた家の中での対策
屋外での台風対策も重要ですが家内での台風対策も同じくらい重要です。
台風で停電が発生すると電気だけでは無く水道やガスも使えなくなる可能性があります。
最悪の場合を想定して事前に準備しておきましょう。
①非常用品の確保
ライフラインが途絶えた時の事を考えて事前に備蓄しておきましょう。
- 懐中電灯(電池)
- 非常用食料
- 水
- 救急用品
- 着替え タオル
- トイレットペーパー ティッシュ
- マッチ ロウソク
- モバイルバッテリー・ラジオ
- 貴重品(通帳・印鑑・現金・身分証明証)
- 携帯トイレ
非常用食料や水は規模の大きい災害が発生した場合は【一週間分】の備蓄を行うのがベストです。
台風前に準備を行うことも大切ですが、いつでも災害に対応出来るように日常的に非常用品は非常用持ち出しバック等に入れて準備しておきましょう。

②風呂の浴槽に水を溜める
飲料水は何とかなりますが生活用水はどうにもなりません。最悪の場合 トイレも流れない、お風呂も入れない、洗濯も出来ません。
家によってはカビの発生が気になりますよね・・・私の家はそうです、恐らく夏に湯船に水を貯めっ放しにしていたら一日でカビが発生します。
ですが実際に災害の際、お風呂に水を貯めておく事で助かったという声は多く、必ず役に立ちます。生活において水は重要です。

③メディアで最新情報をチェック!
台風や大雨の時は、テレビやラジオ、スマホなどで今後の台風進路などの情報をこまめにチェックしておきましょう。
こちらで警戒地域や避難の指示を確認する事が出来ます。Yahoo天気・災害

④避難場所、避難経路の確認
冒頭にも記載しましたが、避難場所を事前に家族で確認しておき、避難場所に向かう安全な経路を想定しておきましょう。
・河川・海岸・落石の危険がある所・道幅の狭い道の近くをなるべく通らないコースが望ましいです。
雨漏りの原因が分かるようになるまで10年?
〜内容〜
原因が分かるようになるまでどのくらい? 0:02~
今まで何軒くらい診てきた 0:32~
1ヶ月に何軒くらい? 0:40~
震災などに強い屋根は? 0:49~
兵庫県で多い屋根は? 1:01~