雨漏り修理とリフォームを同時に行うと費用が安くなる!?屋根修理だけではもったいない!

屋根の修理

雨漏りが発生した際に「屋根の雨漏りがひどいから、そろそろ修理しなきゃ・・・そういえば外壁も色あせてきたし、家の中も古びてきたし、台所リフォームとか内装リフォームも一緒にやりたいな」っていうような、色々と直したいところがあるお宅は年々増えています。
「けれど、両方一緒にやってしまっても家の耐久性は大丈夫なのかしら?お金もかかるし心配」というように予算面も合わせて同時リフォームに踏み切れない場合が多いですよね。

結論から言いますと、屋根の修理の時に、外壁・部屋のリフォームも一緒に行ったほうが色々とお得になりますが、注意する点も当然あります。
リフォームローンを組むなら断然同時リフォームをお勧めします。
もちろんデメリットもありますので同時リフォームは慎重に検討してくださいね。

雨漏り修理の専門家
雨漏り修理
雨漏り修理
目次

雨漏りしたらリフォームをするタイミングかもしれません

雨漏りしてしまったら、とりあえず簡単な修理で安く済ますかと考える方も多いかと思いますが、場合によっては、お家のリフォームを行なうタイミングの可能性が高いです。

もしも、10年以上お家のメンテナンスを行なっていない場合には、雨漏り箇所以外も寿命によって劣化している可能性があるため、お家全体をリフォーム、メンテナンスを行ってあげる必要があります。
かといって「えーでもあまりお金は掛けたくないから…」と雨漏り部分だけを修理すると、今、起きている雨漏りは止まるかもしれませんが、他の劣化している部分はそのままなため、今度はそこから雨漏りや破損トラブルが起きてしまいます。

毎回、小さな補修工事を繰り返し余計な費用もかかってしまうのなら、10年を目安に定期的なリフォームをしっかり行ない無駄な費用を省いて修理してしまうのが安く、そして雨漏りに悩む生活を送らずに済みます。

雨漏り修理・屋根修理をするのに知っておくべきこと

雨漏りは、屋根材のヒビ割れや塗料の剥がれといった外観の問題だけでなく、建物の構造自体に影響を及ぼす可能性もあります。例えば、木材の腐食や内部構造の湿気による変形などが考えられます。

雨漏りの修理は、専門の業者に依頼するのが一般的です。しかし、業者を選ぶ際には、価格だけでなく、作業の流れや保証内容なども考慮することが重要です。

まず、修理業者を選ぶ際には、事前に電話やメールで気軽に相談できるかを確認しましょう。また、見積りを依頼する際には、現地での調査が行われるかどうかも重要です。現地調査によって、具体的な修理内容や料金が明確になるからです。

次に、見積りを取る際には、「いくらかかるのか?」という情報だけでなく、作業の流れや所要時間、使用する材料なども詳しく説明してもらいましょう。ここで、「あっ」と思うような費用が発生する場合もあるので、かなり細かい部分まで確認することが重要です。

また、修理作業の流れについても、知っておくと安心です。例えば、雨漏りの原因が屋根の「谷」(屋根のつなぎ目部分)から来ている場合、その部分の修理や塗装が必要になることもあります。

最後に、修理後の保証について確認しましょう。長期的な保証を提供する業者は信頼性が高いと言えます。また、保証についての詳細は、業者の利用規約や契約書で確認できます。

まずは雨漏りの調査で原因を突き止める

雨漏りは、屋根や壁のどこかに亀裂や穴が開いていることが一般的な原因です。しかし、その正確な場所や原因を突き止めるのは、専門的な知識や経験が必要となります。雨漏りの調査は、専門家が施工の過程で見つけた複雑な問題を解決するための重要な第一歩です。

まず、雨漏りの最も一般的な原因は屋根の損傷です。年月が経過し、屋根材が風雨にさらされると、劣化してしまいます。特に瓦やシート屋根の場合、材質自体が割れやすいため、損傷による雨漏りが頻繁に発生します。

また、雨漏りの原因となるのが、屋根と外壁の接続部分にある「破風」の劣化です。破風は風雨から家を守るための部材で、この部分が劣化すると雨水が侵入しやすくなります。

さらに、雨どいの詰まりも雨漏りの原因となります。雨どいが詰まると、雨水が溢れて屋根や壁に直接当たることになります。これが長時間続くと、水の浸透によって雨漏りが発生します。

以上のような雨漏りの原因を突き止めるためには、屋根や外壁、雨どいなどの点検が必要となります。ただし、高所での作業になるため、安全確保が非常に重要です。自身で調査する際は、適切な安全対策を行ってからにしましょう。

しかし、雨漏りの原因は専門的な知識を持つ者でないと見つけられない場合もあります。そのため、定期的な点検や雨漏りが疑われる場合は、プロの業者に調査を依頼することを強くお勧めします。プロならではの視点で、見落としがちな雨漏りの原因を見つけ出すことができます。

例えば、屋根の裏側(天井側)からの観察も非常に重要です。内部からの水滴や湿気の跡を発見できれば、それが雨漏りの原因である可能性が高いです。これらの痕跡を見つけた場合、一刻も早く専門家に連絡することが重要です。

さらに、雨漏りの調査では、損傷部分だけでなく、その周辺部も詳しく調査することが重要です。例えば、壁の一部が濡れている場合でも、実際の雨漏りの原因がその場所から少し離れた場所にある可能性があります。雨水は流れる性質があるため、漏水の原点と現れる場所が異なることも珍しくありません。

また、雨漏りの調査は、単に原因を見つけるだけでなく、将来的な問題を防ぐための予防策を練るための重要な機会でもあります。業者に調査を依頼する際は、雨漏りの原因の特定だけでなく、今後の防水対策についても相談することをおすすめします。

雨漏りの調査は、時には時間と労力を必要としますが、家全体の構造を保つためには必要なプロセスです。雨漏りが放置されると、家の構造自体が損なわれ、修理費用が高額になる可能性があります。早期発見、早期対策が雨漏り対策の基本です。専門家と協力して、自宅を雨漏りから守りましょう。

屋根と外壁の材質!雨漏りに影響する要素

屋根と外壁の材質は、その耐久性や雨漏りに対する脆弱性に大きく影響します。適切な材料を選択し、適切に保護することで、雨漏りのリスクを最小限に抑えることが可能です。

屋根の材質

屋根の材質はその性能に大きく関わり、特に雨漏りに関連する問題を抑制します。一般的な屋根の材料としては、瓦、金属、アスファルトシングル、スレート等があります。

  • 瓦:瓦は伝統的な屋根材で、特に日本の伝統的な建築によく用いられます。しかし、重量があるため、地震等の災害時には破損しやすく、その際に雨漏りが発生しやすいです。
  • 金属:金属屋根は軽量で耐久性があり、適切に設置すれば雨漏りのリスクを抑えることができます。しかし、設置の際の専門的な技術が必要で、取り付けが不適切だと雨漏りの原因になり得ます。
  • アスファルトシングル:アスファルトシングルは耐候性に優れており、低コストで入手できます。ただし、経年劣化が早く、破損による雨漏りが起きやすいです。
  • スレート:スレート屋根は耐久性が高く、美観性にも優れています。しかし、重量があり、高価なため、設置費用が高くなります。

外壁の材質

外壁も同様に、材質によって雨漏りのリスクが変わります。一般的な外壁の材料には、木材、モルタル、サイディング等があります。

  • 木材:木材は伝統的で自然な外観が魅力ですが、定期的なメンテナンスが必要です。また、防水処理を施さないと雨水の影響を強く受け、時間とともに劣化し、雨漏りを引き起こす可能性があります。
  • モルタル:モルタル外壁は耐候性と耐久性に優れ、適切にメンテナンスを行えば長期間持つことができます。ただし、クラックや剥がれが生じると雨水が侵入し、内部への雨漏りを引き起こす可能性があります。

  • サイディング:サイディングはバラエティに富んだデザインと色で、耐久性にも優れています。しかし、シーリングの劣化やネジ穴からの雨水の侵入により雨漏りが発生することがあります。適切な施工と定期的なメンテナンスが必要です。

それぞれの材質にはメリットとデメリットがありますので、自宅の状況、地域の気候、予算等を考慮し、最適な選択をすることが重要です。

また、雨漏りは材質だけでなく、施工の方法や品質にも大きく影響されます。たとえ高品質な材料であっても、施工が不適切であれば雨漏りのリスクは高まります。したがって、修理や新築の際には、実績と技術力を持った業者を選ぶことも同じくらい重要です。

そして何より、定期的なメンテナンスと点検が雨漏りを防ぐ最も効果的な方法です。自身で確認できる範囲で日頃からチェックを行い、専門家による定期的な点検も併せて行うことをおすすめします。これにより、雨漏りが発生する前に予防することが可能となります。

もしも、10年以上お家のメンテナンスを行なっていない場合には、雨漏り箇所以外も寿命によって劣化している可能性があるため、お家全体をリフォーム、メンテナンスを行ってあげる必要があります。
かといって「えーでもあまりお金は掛けたくないから…」と雨漏り部分だけを修理すると、今、起きている雨漏りは止まるかもしれませんが、他の劣化している部分はそのままなため、今度はそこから雨漏りや破損トラブルが起きてしまいます。

毎回、小さな補修工事を繰り返し余計な費用もかかってしまうのなら、10年を目安に定期的なリフォームをしっかり行ない無駄な費用を省いて修理してしまうのが安く、そして雨漏りに悩む生活を送らずに済みます。

雨漏りリフォームの必要箇所

雨漏りリフォームを行う際には、特定の箇所に注目することが重要です。以下に主要な必要箇所を挙げます。

屋根

雨漏りの主な原因となるのが屋根です。屋根材が劣化したり、ズレたりして雨水が内部に侵入することがあります。また、棟板金や破風板、雨どいなど、屋根周辺の部分もチェックが必要です。

外壁

外壁も雨漏りの原因となり得ます。外壁材の劣化やひび割れ、シーリング材の劣化等から雨水が侵入する可能性があります。

窓やドア

窓やドア周りの防水処理が不十分であると雨漏りの原因となります。特に、サッシ周りのシーリングが劣化している場合、雨漏りが起きやすいです。

その他の部分

屋根や外壁、窓やドア以外にも雨漏りが発生する箇所があります。たとえば、ベランダやバルコニー、屋上などの防水層の劣化や破損、または建物の構造上の問題も雨漏りの原因となり得ます。

これらの箇所をリフォーム業者に調査してもらうことで、雨漏りの原因を特定し、適切な補修やリフォームを依頼することが可能となります。

雨漏り修理と一緒にリフォーム・リノベーションは行なった方が得!?

雨漏りが起きてから応急処置はやっているけど、しっかり直したいし、家のリフォームや不便な箇所のリノベーションも行いたいけど同時にリフォームするのはどうなんだろう?と考える方も多いはずです。
結論から言ってしまえば、雨漏り修理と一緒にリフォームやリノベーションを行うのはお得です。
雨漏り修理の営業側の気持ちとしては、一緒にリフォームもやってくれるとなると売り上げも上がるため、やりたいところが大半です。

同時にやることでのメリットは、例えばシーリング処理と一緒に、サイディングの塗装を行なった!屋根の葺き替えと同時に雨樋の交換を行った!といった場合、工事で使用した足場をそのまま違う作業でも使用でき、その分の手間やコストが掛からなかったりなど、費用と時間を抑えることができるため、お得にリフォーム・リノベーションをすることができます。

雨漏り修理と一緒に内装リフォームは注意が必要?

雨漏りリフォーム

雨漏り修理と一緒に内装のリフォームを行うのはお得ではありますが、注意しておかないとトラブルに繋がる恐れがあります。
それは、雨漏りが発生していた場合、完全に直っているか確認せずに雨漏りしている天井や壁などの内装までリフォームしてしまうことです。
もしも万が一、雨漏りが直っていなかったとすると、せっかく綺麗に替えた内装が再度雨漏りによって被害が出てきてしまいます。
ですので、雨漏り後の内装工事を行う時は期間を空け、しっかりと雨漏りがしていないか点検して大丈夫な状態かを確認できてから内装はリフォームしましょう。
また、選んだ業者について技術的な信頼がまだない場合、一度にやってしまうのは危険です。
その場合、しっかりとした技術があり、安心できる職人だと分かってからもう一度頼むのがいいでしょう。

業者の選び方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓

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雨漏りした屋根・外壁と内装を同時にリフォームするメリット

雨漏りした屋根・外壁と室内のリフォームを同時に行うと色々なメリットがあります。
メリットは以下のようなものがあります。
・大幅な費用が抑えられる
・施工にかかる時間が短縮される
・ローンの金利が安くなる
まず初めにメリットからご紹介します。

メリット①足場代等 大幅な費用の削減も!

雨漏り修理

屋根の修理では、足場を組むことが多いのですが、屋根修理と同時に外壁もリフォームする場合は足場を使いまわせるので、その分費用を圧縮できます。
多くの屋根修理業者さんの、足場費用は20万円前後なのでそれを2回支払うよりも1回で済ませたほうがお得です。

メリット②大幅な時間短縮

雨漏り修理 業者

屋根・外壁と部屋のリフォームを同時並行で行うと、職人さんたちがくる期間が短くなります。
地域や家庭によっては「職人さんにはお茶とお菓子とお味噌汁を出す」などのおもてなしが必要な場合が多いので、工事期間が長期間に及ぶとおもてなしが大変になりますが、同時並行で行えば一度に必要なお茶等は多くなるものの、家族の負担は最小限になりますよね。
短期間で工事が終われば、自宅にいなきゃいけない拘束時間も短期間で済むので助かります。

メリット③ローンの金利が低くなる

みんなが気になる、費用面でのメリットは「金利」です。
通常、リフォームローンを組むときは「借入金額が多ければ多いほど」金利が低くなります。
屋根の修理だけ行って、数年後に部屋のリフォームをする場合、それぞれローンを組むことになりますが、同時に行えば「リフォームローン」としてまとめられるので、それだけ金利が低くなるのです。
だから、どうせいつかリフォームをするのであれば、屋根修理と同時並行で行った方がお得になります。

屋根と外壁・部屋の同時リフォームのデメリット

デメリット

もちろん同時リフォームすることによってのデメリットも存在します。
同時リフォームのデメリットは以下のようなものがります。
・車を止めるスペースで費用がかかることも
・まとまったお金が必要になる
デメリットの部分も知った上でリフォームしましょう。

デメリット①車を停めるスペースに困ることがある

工事

地方で広いお庭がある場合は良いのですが、都会に住んでいる場合は機材を運搬する車などの駐車スペースに困ることが少なくありません。
職人さんたちの車はコインパーキングなどに止めてもらえても、屋根材や足場、内装の部材などを運ぶ車を止めるスペースがなければ、工事がスムーズに進みませんし、別途運搬費用がかかることもあります。
同時並行で工事を進める場合は、業者さん同士で機材の運び入れなどのスケジュールを調整してもらうようにしましょう。

デメリット②まとまったお金が必要になる

屋根塗装にかかる費用相場

屋根・外壁の修理と部屋のリフォームを同時に行う場合、修理費用&リフォーム費用が必要になるので、まとまった金額が必要になります。
リフォームローンを組めば問題がありませんので、業者さんに問い合わせて見ましょう。

雨漏りの費用についてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓

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雨漏りした屋根のリフォーム種類

スレート屋根

一概に屋根のリフォームと言っても、リフォームする規模によっていくつか工事の方法が異なります。
工事方法によっても費用は大きく変わるので、希望に適した施工を行うことが大切です。

屋根材の選び方については下記の記事で解説しています↓

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屋根のリフォーム①屋根塗装

スレート屋根の塗装

屋根材には、塗装が必要な屋根材と必要じゃない屋根材の2種類があります。

スレート屋根・ガルバリウム鋼板・トタン屋根・セメント瓦の4つは塗装が必要な屋根材になります。それ以外の瓦屋根は塗装が必要ないので劣化している場合は屋根材の葺き替えになります。

屋根の塗装については下記の記事で解説しています↓

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屋根のリフォーム②屋根の葺き替え

瓦屋根の葺き替え

屋根の葺き替えとは、既存の屋根材と下地を撤去し、新しい屋根材を敷き直す工法です。

屋根の修理の中では、一番大きな工事になります。

屋根の葺き替え・カバー工法については下記の記事で解説しています↓

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屋根のリフォーム③カバー工法

屋根カバー工法

カバー工法とは、屋根の葺き替えとは違って、既存の屋根材を残したまま、その上から新しい屋根材をかぶせる工法になります。

古い屋根材の撤去費用や手間がなくなるため、葺き替えるよりも費用を抑えることができる工法です。

雨漏りした外壁のリフォーム種類

外壁の修理

外壁のリフォームも、塗装だけでいいのか、外壁材自体を変えたいのかによってイメージはもちろん、費用も大きく変わってきます。

外壁のリフォーム①外壁塗装

モルタル外壁 雨漏り 補修

外壁の塗装を行う目的は、見た目を綺麗にするだけでなく、外壁の防水性が切れてしまうと雨漏りに繋がるため、塗装を行うことで外壁材を長持ちさせると言う目的があります。

外壁材が色あせてきたり、チョーキングと呼ばれる白い粉が出てきた利、塗膜が剥がれてきた場合には塗装を行う必要があります。

また、外壁のつなぎ目に使われているコーキング剤も劣化により剥がれたり、ひびが割れたりするので補修が必要となります。

外壁のリフォーム②外壁材の張り替え・葺き替え

外壁材の張り替えは、既存の外壁材を剥がし、新しい外壁材に張り替える工法です。

現在使用している外壁材の寿命が切れた頃に行うのが一般的で、外壁にクラックと呼ばれるひび割れや、反りなどの現象がひどい場合に行います。
外壁材の種類にもよりますが、一般的には築2.30年経った頃によく行われます。

外壁については下記の記事で解説しています↓

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雨漏りした室内のリフォーム種類

室内のリフォーム

室内のリフォームは、水回りのリフォームなのか、部屋の壁や床のリフォームなのかでも工事にかかる日数はもちろん、費用も変わってきます。

室内のリフォーム① 内装のリフォーム

雨漏り修理

雨漏りした後の内装工事でメインとなるのが、ボードの張り替えとフローリングの張り替え、クロスの張り替えです。
注意点として、一部屋だけのリフォームとなると他のリフォームしていない部屋と比べて浮いてしまう恐れがあるので注意が必要です。
フローリング材を選ぶ際は、デザインの他に手触り感にも拘りましょう。
意外とデザインだけで選んでしまい実際の手触り感を確かめていないということもたまにあります。

室内のリフォーム②水回りのリフォーム

浴室からの雨漏り

水回りのリフォームとは一般的に、お風呂・トイレ・キッチン・洗面所のことを言います。
これらのリフォームは、基本的に、本体代と施工費用・諸々の経費の3つの費用が主な費用の内訳です。
・浴室と洗面所はつながっているケースが多いため、一緒に工事するのが主流です。
・トイレのリフォームは、便座だけをリフォームするのか、床や壁の全体をリフォームするのかで費用が大きく変わってきます。
・キッチンの場合、場所を移動するような工事になると、配管工事などが発生するため費用が大きくなります。

リフォームローンについては下記の記事で解説しています↓

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屋根・外壁・内装のリフォームにかかる費用

部屋

リフォームにかかる費用は、新しく使う材料や、既存の屋根材などを撤去する必要があるのかなどでも大きく変わってきます。
今回は、同時にではなく各場所別々にリフォームした一般的な戸建て住宅でのおおよその費用相場を出しています。
実際に各場所一緒にリフォームするともう少し安く済む場合もあります。

屋根・外壁・内装のリフォームにかかる費用

屋根の修理

屋根の塗装にかかる費用は、屋根の面積にもよりますが、おおよそ30~60万円ほどかかる場合が多いです。

カバー工法や、葺き替えで屋根をリフォームする場合は、40~100万円前後が一般的な費用となっています。こちらには足場代も含まれていますので外壁などと一緒に工事するともう少し安くなります。
詳しい金額が知りたい方は、ぜひ見積もりを取ってみて下さい。

外壁のリフォームにかかる費用

雨漏り修理

外壁の塗装にかかる費用は、おおよそ40~100万円前後が一般的な費用になっています。

外壁材の張り替え・葺き替えにかかる費用は、外壁材にもよりますが、100万円~200万円前後が一般的な費用になっています。

室内のリフォームにかかる費用

天井の落下に備える

まずは、水回りのリフォーム費用から説明していきます。
・キッチン・浴室は、おおよそ50~150万円前後が一般です。
・トイレや洗面台のリフォームは10万円〜50万円ほどが一般的な価格になっています。
続いては室内のリフォームです。
・部屋の壁のリフォームは、10~20万円ほど
・床のリフォームには20~40万円ほどが一般的な費用相場になっています。

雨漏りの修理費用については下記の記事で解説しています↓

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屋根・外壁・内装のリフォームにかかる施工日数

リビング雨漏り

続いては、工事にかかる施工日数について解説します。
屋根と外壁のリフォームを一緒に行う際は、足場を続けて使うことができるので通常よりも、約1日〜2日ほど短くなります。

屋根のリフォームにかかる日数

屋根のリフォーム

屋根の施工にかかる日数は、5日〜2週間が一般的です。
外で行う作業ですので、雨が続いたり、台風シーズンではもう少し施工期間が延びることもあります。

外壁のリフォームにかかる日数

外壁 リフォーム

外壁の塗装には、一般的に1週間~10日ほど施工にかかります。
外壁材の張り替には、1週間〜3週間が一般的な施工にかかる日数となっています。

内装のリフォームにかかる日数

水回りのリフォームには、
・トイレのリフォームには、半日から4日ほどかかります。
・キッチンは、半日〜2週間程度
・浴室には1日〜1週間程度が一般的です。

・壁・床のリフォームには、おおよそ1~3日程度かかることが一般的です。

屋根と外壁・室内を同時期にリフォームする目安の時期は?

足場

水回りは壁紙、フローリング等は20年経つとだいぶ汚れや劣化が目立ってきて、リフォームの適齢期。
ちょうどその頃、屋根の防水シートの寿命がきて雨漏りし出すことが多いのです。
だから、あなたが「屋根も部屋も同時にやりたい」と思うのは当然のこと。

今から20年前に建てられた家は、ちょうど「大規模メンテナンス」の時期に突入するのです。
大手ハウスメーカーも築20年の時点で、屋根や内装などのメンテナンス、リフォームに100万円から200万円が必要としています。
家も人間も、メンテナンスは非常に重要で、適切なタイミングで手を入れるかどうかが健康寿命に別れ道。
屋根が雨漏りをしている場合、屋根の修理は早めにやらなければ雨漏り箇所以外にも水が侵入して、大切な柱を腐食させ家の寿命を短くしてしまいます。

部屋のリフォームは、家の構造には大きく影響しませんが「住人の心の健康」には非常に大切。
「この部屋も汚くなったなあ。壁紙も古臭いしフローリングは傷だらけ。掃除する気も失せるよ」と思いながら暮らしている人と「壁紙も綺麗になって、フローリングもピッカピカ。ああいい気分」と暮らしている人では、日々の幸福度に大きな差がありますよね。

家の耐久性を高めるためにも、気持ちよく暮らすためにも、屋根の修理が必要になった時に「部屋のリフォームもしたい」と思ったらぜひぜひ同時リフォームをしてしまいましょう。

外装と内装の同時リフォームする際の業者の選び方

雨漏り業者の選び方

同時リフォームを考えている方は、屋根や外壁などの外装工事と、部屋などの内装工事を一緒に行っている業者にお願いすることをお勧めいたします。

全ての工事を1つの会社が全部行うことで、施工にかかる費用を抑えることができます。

様々な要望に対応できる業者紹介!

屋根雨漏りのお医者さんは、基本的には、屋根修理・雨漏り修理専門の業者ですが、雨漏り修理は、屋根以外にも外壁・ベランダ・窓などが原因の場合も多いためリフォームに関しても問題なく希望通りに施工してくれます。

また、屋根雨漏りのお医者さんでは、一級建築士など雨漏り修理以外の建築に携わる国家資格を保有している方がたくさんいます。
ですので、一貫して工事したい場合には、他の業者を入れないで自社だけで、外装から内装まで施工できるのでバラバラに頼むのよりも費用を安く抑えられオススメです。

まとめ

雨漏り まとめ

屋根の雨漏りは、建物に大きな影響を与えるため、適切なタイミングで修理することが大切です。修理内容には、瓦や屋根材の交換、塗装などがあります。無料の点検や診断を行ってくれる業者もあるので、問い合わせてみると良いでしょう。また、定期的な点検やメンテナンスを行い、早めに対処することが重要です。そのため、屋根修理業者との契約前には、見積もりや料金、火災保険の適用などを確認することが大切です。屋根修理においても、板金や天窓の修理など、さまざまな特徴があります。建物の外観を改善するためにも、古くなった屋根材の交換なども行うことができます。

屋根の雨漏り修理が必要になった時に「部屋も一緒にやりたい」と思ったら迷わず、同時に工事を検討しましょう。

同時に工事を進めるメリットは「金利が低くなること」や「業者さんの出入りが一度で済む」など、あなたにとって嬉しいことばかりです。
また、「リフォームしたいな」と思って鬱々と暮らすよりも、一気に屋根もお部屋も綺麗にして気持ちよく生活した方が、人生が楽しくなるはず。
どうぜ後からリフォームするなら思い立った時にリフォームしてきれいな家で、ウキウキとしながら暮らした方が、気持ち良いですね。

同時に工事を進めたいときは、まずは「腕のよい屋根修理業者さん」を選んでから、部屋のリフォーム業者さんを探しましょう。
屋根の修理は専門知識と技術が必要なので、しっかりとした業者さんを選ばなければ、何度も雨漏りが再発することもあります。

千葉県の雨漏り修理 飛留間

こんにちは
屋根雨漏りのお医者さん千葉県担当の飛留間です。
弊社は、雨漏り修理専門のプロ集団で構成された会社です。
私自身は、基幹技能士・一級建築板金技能士など数多くの資格と表彰状を保有して活動しております。
総合実績11万件以上で皆様の知る建物を数多く修繕してきました。

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