雨漏りした天井の張替え費用について!壁紙クロスや天井板の交換・張替えDIYについても解説!

天井のシミ

雨漏りによってできたシミ、どうやって綺麗に落とそうか?直そうか?と悩みますよね!
雨染みはそのままだと汚く見えてしまい気になるため、できることなら綺麗に取り除きたいことだと思います。
ですが、まずは雨漏りをしっかり直す必要があります。
雨漏りは経年劣化によって起きていることが多く、しっかりと直し防水対策を行ってからでないと、せっかく綺麗に直したとしても雨水が染み込んできて、再度シミができてしまいます。
また、雨漏りによる被害がひどい場合には、天井やクロスが剥がれ落ちてくることもあるため、放置せずにまずは施工を行う必要があります。

この記事では、ご自分でシミを取り除く方法と雨漏りによる天井の張り替え費用はどのくらいかかるのか?プロに頼んでシミを取り除いたり、天井からの雨漏りによって発生したクロスの剥がれを直すとすると一体いくらかかるのか解説していきます。

雨漏り修理の専門家
雨漏り修理
雨漏り修理
目次

まずは天井の張替え前に雨漏りを直す

天井の張替えを行う前に、まずは雨漏りの原因を特定し、修理することが重要です。

  1. 屋根の点検: 雨漏りの主な原因の一つは屋根の破損です。屋根の瓦やシーリングに亀裂や穴があるかどうかを点検しましょう。また、屋根の周囲の金具や防水シートも確認します。屋根の点検には、専門家の助言を仰ぐことも有益です。屋根の状態が良好であれば、雨漏りの原因が他にある可能性があります。
  2. 排水設備の点検: 屋根や雨樋からの雨水の排水がうまくいっているかを確認します。雨樋が詰まっていたり、排水路に障害物があると雨水が建物内に流れ込む可能性があります。雨樋や排水路の清掃や修復が必要な場合は、早急に対処しましょう。
  3. 窓やドアの点検: 窓やドアの周囲のシーリングや防水加工が劣化していないかを確認します。隙間や亀裂があると雨水が侵入しやすくなります。必要に応じて、窓やドアの補修や防水工事を行います。
  4. 内部の点検: 天井や壁の内部を点検し、漏水の痕跡や水滴が見つかる場所を特定します。また、天井や壁の構造的な問題も調査します。内部の点検には、懸念される箇所を詳細に調査し、雨漏りの原因を徹底的に解明することが重要です。

雨漏りの原因を特定したら、修理を行います。屋根の修理や補修、雨樋の清掃や修復、窓やドアのシーリングの補修など、必要な対策を適切に行いましょう。雨漏りが修理され、建物が雨水からしっかりと保護されるようになったら、天井の張替えを検討します。雨漏りが修復されていない状態で天井の張替えを行っても、再び雨漏りが起こる可能性があるため、修理が最優先です。

雨漏りのサインを見逃さない事が大事

雨漏りが発生すると、建物内で様々な被害が生じる可能性があります。そのため、雨漏りのサインを見逃さないことが重要です。以下に、雨漏りの兆候をより詳しく説明しますので、これらが現れたら迅速に注意しましょう。

  1. 水滴や水たまり:雨漏りの典型的なサインとして、天井や壁から水滴がしたり、水たまりができることがあります。特に雨が降った後にこれらの現象が観察された場合は、雨漏りの可能性が高いです。水滴や水たまりの場所を特定し、漏水の原因を究明することが急務です。
  2. シミやカビ:雨漏りによって壁や天井に水分が浸み込むと、茶色いシミやカビが発生することがあります。特に暗い場所や湿気の多い場所では、カビが繁殖しやすくなります。シミやカビが発生した場合は、それが雨漏りの証拠である可能性が高いため、迅速な対処が必要です。
  3. 天井の剥がれ:天井の塗装がはがれたり、剥がれたりすることも雨漏りの兆候の一つです。雨水が浸透して天井材料に影響を与えると、塗装が剥がれやすくなります。天井の剥がれが観察された場合は、雨漏りが原因である可能性が高いため、慎重な調査と対処が必要です。
  4. 異臭:湿気やカビの臭いがする場合も、雨漏りの兆候の一つとして考えられます。特に密閉された空間や換気の悪い部屋では、湿気がこもりやすく、カビの臭いが発生しやすくなります。異臭が感じられた場合は、その原因を追求し、雨漏りの可能性も検討する必要があります。

これらの兆候が見られた場合は、ただちに対処することが重要です。雨漏りは放置すると建物の構造や内装に深刻な損傷を与える可能性がありますので、早急な対応が求められます。

雨漏りした際の天井の張替えは何をするの?

天井の張り替え

雨漏りによって天井が腐食したり、シミができたりした場合、壁紙クロスだけでなく下地も新しくする必要がある場合があります。このような場合、天井の張替え作業が行われます。

天井の張替え作業は、基本的には天井板と壁紙クロスを張替える修理内容が一般的です。
天井板が腐食している場合や、クロスがシミやカビで汚れている場合には、その部分を取り除き、新しい天井板とクロスを取り付けることで修理が行われます。

天井の張替え作業では、まずは現状の天井板やクロスを丁寧に取り外します。
その後、下地の状態を確認し、必要に応じて修理や補強を行います。
次に、新しい天井板を取り付け、その上にクロスを張ります。
最後に仕上げ工程を行い、天井がきれいになるように仕上げます。

天井の張替え作業は、専門的な知識や技術が必要とされる作業です。また、作業中には天井の高さや安全面に注意が必要です。そのため、天井の張替え作業を行う際には、信頼できる専門業者に依頼することが重要です。

①天井板の補修

雨漏りクロス張り替え

雨漏りによる腐食などで、天井材がボロボロになってしまっている場合、一度クロスを剥がして天井板の一部、もしくは全体を新しく張り替えます。

②壁紙クロスの張替え

雨漏りクロス張り替え

クロスだけが汚れている場合、既存のクロスを剥がし新しくクロスを貼ります。
費用も比較的安く、家具などの移動もほとんど必要ありませんので、作業時間も短く手軽にできる修理方法です。

天井クロスにシミが出る原因は雨漏り?

雨漏りクロス シミ

天井のクロスにシミが出る原因には、天井のすぐ上の構造や劣化状況が大きく影響しています。
天井のすぐ上に屋根がある場合には、屋根材の劣化や破損による雨漏りを疑ったほうが良いでしょう。屋根は、強風や地震などによって瓦がずれてしまったり破損することがあります。

天井上にバルコニーがある場合は、バルコニーの防水層の劣化(ひび割れなど)による雨漏りも考えられます。またバルコニーの排水口が詰まっていることで流れが悪くなり、オーバーフローが起きたり、手すりの笠木部分からも雨漏りする原因になることがあります。

その他、屋根に設置された天窓の経年劣化による雨漏りもよく起こります。
屋根に設置された天窓まわりは、コーキング材(パッキン)によって防水処理が行われています。天窓まわりのシーリング材は紫外線や風雨による影響を大きく受けるので、劣化が進みやすくコーキングのひび割れや剥がれなどに発展します。

もしも、2階建て以上の外壁から雨漏りしている場合には、雨水が通った場所を特定することが難しいため注意が必要です。

壁クロスのシミの原因

壁のクロスにシミが出る原因には、外壁材の劣化や破損だけでなく外壁に付帯している設備や構造が原因となることがあります。
外壁材の劣化や破損などによる雨漏りがシミの原因になっていることが多いですが、エアコンの取付穴やエアコンホースの継ぎ目からの雨漏りするケースや、換気フードまわりが原因になることがあります。

雨漏りした天井の張替え費用

一階 天井 雨漏りシミ

天井の張替え費用は、天井の広さや形状、使用する材料の種類、職人の技量や経験などの要因によって決定されます。
一般的には、広い天井や複雑な形状の場合にはより多くの材料と労力が必要となり、また高品質な材料や技術力の高い職人を利用する場合には費用が増加する傾向があります。
したがって、天井張替えの費用は1平方メートルあたり数千円から数万円になることが一般的ですが、具体的な見積もりは地域や施工業者の価格設定によって異なります。
そのため、専門家に相談してしっかりとした見積もりを取得し、予算内での作業を計画することが重要です。
天井から雨漏りしている場合、雨漏り修理はもちろん、修復するのに天井に貼られている石膏ボード+クロスの張り替えも行う必要があります。

雨漏りの修理費用は、原因箇所や修理方法によって大きく変わるため一概にいくらとは言えませんが、天井の修復にかかる費用はおおよそ、天井の張り替え+下地の石膏ボード交換で、20㎡あたり10万円前後、下地まで腐食していた場合は、プラスして5万円近くかかることが一般的です。

補修方法修理費用
天井板の張替え約8万~20万円
壁紙クロスの張替え約4万~15万円
下地(ボード)の張替え約5万~20万円

雨漏りの修理費用についてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓

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壁紙クロスのリフォームについて

クロスのリフォームとは、主に室内壁や天井の表面材(壁紙)である「クロス」を新しく張替えることで、部屋の雰囲気を一新するリフォームの一種です。

クロスのリフォームには以下のような特徴やメリットがあります:

  1. 空間の印象を大きく変える:クロスの色や柄を変えることで、部屋の印象を大きく変えることができます。例えば、明るい色のクロスを選ぶと、部屋が広く明るく見えるようになります。
  2. 手軽さ:壁や天井の大掛かりな改装をするよりも、クロスを張り替えるだけなので、手軽に部屋の雰囲気を変えることができます。また、張り替えに要する時間も比較的短いため、リフォームのストレスを軽減できます。
  3. 価格:壁を壊すなどの大規模な改装に比べれば、クロスリフォームは比較的安価です。
  4. 保護:新しいクロスを張ることで、壁面を保護し、汚れやダメージから守ることができます。

しかし、雨漏りの場合、壁や天井の内部が濡れている可能性があります。そのため、クロスリフォームを行う前には、必ず雨漏りの原因を特定し、適切な修理を行うことが重要です。雨漏りの修理が終わった後にクロスリフォームを行うことで、部屋は新たな雰囲気を持つだけでなく、より長持ちすることでしょう。

雨漏り以外で天井を張替える目安時期

雨漏りクロス張り替え 目安

天井の張替え・修理は、「雨漏りなどで天井が腐食してしまったとき」「カビが発生してしまったりしたとき」タバコのヤニなどが付着して天井の汚れが目立つとき」に行う人が多いです。
築年数で言うと15年くらいが目安になってきます。
また、天井に重たい照明をつけたいなどの理由で補強を入れたいときに工事をする方もいます。
また、天井のクロスの張り替えは、最近ではクロスのデザインも豊富で、さらに防火性や防カビ性などの機能性を備えたクロスものもあります。

雨漏りによる天井の張替え費用を抑えるには

雨漏りクロス張り替え 費用

天井の張替え・修理の費用は作業内容と材料によって決まります。 天井の張替え・修理の費用を安くしたいのであれば、できるだけシンプルな作業にして、できるだけ安い材料を使うことになります。

天井の一部に気になる汚れを見つけた場合は、一部だけを修理することで費用を抑えることもできます。 また、クロスの張替えではなく、クロスを塗装するという選択肢もあります。
また雨漏り跡やシミがある箇所だけの貼り替えは、コスト削減にも効果があります。柄物にしたりビビッドなカラーのものを選んだり、アクセントクロスとして楽しんでください。

雨漏りのシミを見つけたらなるべく早く依頼する

雨漏り跡やシミの発見したらなるべく早く対応する必要があります。これは、ダメージが広がる前に手を打つことができるからです。クロスの貼り替えだけで済む場合と、下地材の貼り替え・補修まで必要な場合では、かかるコストは大きく違います。
雨漏りが起こりやすい箇所は天井や壁、柱、窓やベランダ周りです。日ごろから意識する習慣をつけ、少しでもシミを見つけたなら、まずは雨漏りを止めましょう。内装の修理はその後でも十分です。

壁やクロスのシミを予防するには?

壁のシミをつくらないようにするには「定期的な点検」がとても大切です。
シミの主な原因となっているのは「雨漏り」であり、雨漏りが発生する原因となるのは、部材の「破損・ひび割れ・劣化」です。
外壁や窓の隙間を埋めているコーキングや、屋根材を保護している塗料、ベランダ床の防水層を形成しているFRP防水など、住宅外部には雨水を内部に侵入させないために様々な部材が使われていますが、いつかは寿命を迎え劣化してしまいます。

また、外の気温や湿度、紫外線などによって徐々に劣化し、ひび割れや破損が起きてしまうため、「定期的な点検」を行って、健康状態をチェックするように心がけましょう。

DIYで雨漏りした天井の張替えを行う方法

雨漏りクロス張り替え

天井の張り替えをDIYするときは、まず以下の材料を準備します。
ほとんどが、ホームセンターやDIYグッズを販売しているお店で購入できます。
・脚立(2脚)
・カッター
・のり付きのリフォーム用クロス…好きな柄
・メジャー
・スポンジ(クロスのノリをふき取るため)
・なで刷毛
・地ベラ
・ローラー(クロスを押さえるため)

※天井をクロスでDIYする場合、天井にクロスを貼る人+押さえる人の最低2人は必要です。

DIYで天井の張替え①天井の壁紙をはがす

まずは既存のの天井クロスを全て剥がします。
その際、照明は外しておきましょう。
天井と壁の境目はカッターで切り、壁紙まではがれないようにします。
クロスを剥がす際は、天井のクロスにカッターで傷をつけて、めくりながら行うと剥がしやすいです。

和室の場合は、天井が薄い板材が張り付けられていることが多いため、バールを使っての作業となり、本格的なDIYになってしまうので壊さず、天井の板をきれいに拭いてクロスを貼りつけましょう。

DIYで天井の張替え②天井に目印となる線を引く

天井クロスを綺麗にまっすぐ貼るためには、天井の端からクロスの幅と間隔でまっすぐ線を引いて目印をつけていきます。
例えば、幅90センチのクロスなら90センチ間隔で印をつけておくと楽です。
あくまでも目印なので、鉛筆など薄い線や点線でかまいません。

レーザーがある場合には、そちらを利用するのが便利です。

DIYで天井の張替え③天井にクロスを貼る

準備ができたら天井にクロスを貼りつけていきます。
脚立に乗り、クロスの端から5センチ程度進んだ部分と天井の端を合わせて張り付けていきます。余分な部分は後でカットして整えるので安心してください。
天井の張り替えは、張り付けた部分を押さえる役の人も必要ですので、抑える人も脚立に乗り、なで刷毛を使って押さえていきます。

最後に、天井からはみ出た箇所を地ベラとカッターを使ってきれいに裁断します。
クロスの継ぎ目や端っこの部分はローラーで丁寧にしごきましょう。

天井に火災報知器など出っ張りがある場合には、出っ張り部分にノリがつかないようにマスキングテープで養生して、重なるクロス部分にカッターで十字に切って貼り付けます。十字に切った部分に細かく切り込みを入れて、コーキング剤で丁寧に貼っていきましょう。

自分で壁紙クロスについた雨漏りのシミや跡をDIYで消す方法

自分で補修 クロス張り替え

雨漏りをプロに修理してもらったら後は、天井に残ったままのシミが気になることだと思います。
しかし、プロに頼むとなると費用が気になるという方も多いと思います。
費用を安く抑えるためにも、ご自分で雨漏り跡のDIY修理に挑戦してみようと考える方は多いです。
今回は、天井にできたシミの取り方について、漂白剤や塗装、クロスの張替えなどの方法を用いて解説していきます。

クロスの張替え

雨漏りクロス張り替え

持ち家など壁紙を剥がすことが可能であれば、既存の壁紙を剥がします。壁紙を剥がしてから新たな壁紙を張ったほうが新しい壁紙が剥がれにくく、壁紙の持ちがよくなるからです。壁紙全面に糊がついているわけではないため、カッターで切り込みを入れると簡単に剥がすことができます。
雨漏りが発生してしまった物件の場合、下地が傷んでいる、腐っている可能性が高くなっております。
下地が傷んでいる場合は、その部分の下地を張り替えないと、クロスがうまく張れません。

漂白剤で天井のシミを消す

漂白剤 スプレー 雨漏り カビ

市販の漂白剤を使って天井や壁のシミや跡などの汚れ落としは、比較的簡単な方法です。
しかし、漂白剤は真っ白なクロスが貼られた壁にしか使用できないなど取り扱いには注意が必要です。

また、木材が使われている柱や天井、白色以外のクロスに漂白剤を使うと、新たにシミとなってしまう危険性があるため、シミ落としを行う前には、目立たない箇所でテストを行うことをオススメします。

漂白剤を使用したシミ落としの方法は、台所用の漂白剤を10〜50%に薄めてスプレーボトルに入れ、シミの気になる箇所にスプレーを吹きかけます。シミの部分に漂白剤を吹き付けたら、漂白剤がクロスに染み込むまで数分待ち、水拭きでシミを拭き取り、最後に乾いた雑巾で水分を取り除いて1日程度乾燥させます。

注意点としては、一度の工程で雨漏り跡を消そうとせずに、シミを少しずつ薄めていくこと、使用する際はしっかり換気し、決して目や口に入らないよう注意しましょう。

塗装をして天井のシミを消す

雨漏り クロス 塗装

続いてのシミ消し方法は塗装です。
雨漏りでできたシミの上から塗料を塗ってしまえば、シミや跡も隠すことができます。

塗装をする際のデメリットとしては、ハケやローラー、塗料をそろえることにコストがかかってしまうことと、室内用の塗料を使っても臭いが残ってしまうことです。
塗装時には、塗料に含まれる有害物質を吸い込まないように、窓を開けておくなど換気した状態で作業を行いましょう。

この方法は、部屋全体の場合ではなく、一部分のみであれば適している方法と言えます。

クロスに塗る塗料は、もとのクロスの色になるべく近い色のものを選びます。いきなりシミの部分に塗って、塗料が乾いた後に色の微妙な違いに気付いて後悔しないように、まずは隅のほうの目立たない箇所に試し塗りをしてみたほうが良いかと思います。

手順1.塗装する部分の周りをマスキングテープや新聞紙で覆う
床、壁と天井の境目などに塗料が付着しないように、シミになっている部分の周りをマスキングテープや新聞紙で囲みます。

手順2.ハケやローラーを使用してシミ止めシーラーを塗装下地として塗り、夏場であれば1~2時間、冬場は3~4時間ほど乾燥させます。
製品によっても乾燥時間は異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
また、天井の場合はローラーよりも、ハケを使用したほうがやり易いでしょう。

手順3.塗装を行う
シミ止めシーラーが乾いたら、塗料を使って塗装していきます。
薄く2~3回をめどに重ね塗りをしてムラができないように行います。
厚塗りをすると乾燥に時間がかかり、乾燥後もひび割れが起こりやすくなるため注意しましょう。

壁紙のシミの取り方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓

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天井を張替える前に雨漏りを直しましょう

屋根の修理

天井を張替える前には、まず雨漏りを直しましょう。
いくら綺麗にシミを直したとしても雨漏りが直っていなければ、天井にできたシミは再発してしまいます。

ですので、天井クロスにできたシミを取り除く前にしっかりと雨漏りを直しましょう。
そうして雨漏りの修理後、何日か空けてから雨漏りが再発しないことをしっかりと確認した後にシミを取り除く補修を行うことがことが望ましいです。

天井の雨漏りは、屋根や外壁、ベランダ等が原因で発生していることが多いです。
また、配管に問題があった場合、雨漏りではなく水漏れという場合もあります。

水漏れについてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓

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天井のシミや跡を綺麗に取りたいなら業者に依頼

天井の張り替え

結局、綺麗に雨漏り跡やシミを消すなら、当然ですがプロに頼んだ方が仕上がりは良くなります。
漂白剤で何とかなりそうな小さなシミや、DIYが趣味でプロ顔負け技術がある方などは別として、1から材料を集める手間やコストを考えるとプロに頼んだ方が綺麗で楽です。
また、DIYを行った結果、失敗して最終的にプロに依頼するくらいであれば、道具や塗料・クロスを購入する必要がない分、最初からプロに頼んだ方が安く済みます。
プロの仕上がりは、当然ですが、素人と比べると出来栄えが全然違うため、お部屋のリノベーションやリフォームも兼ねて、プロに頼むことも検討してみましょう。

天井の雨漏りで発生したシミのまとめ

雨漏りのまとめ

天井の張替えは、雨漏りによる水害や劣化、老朽化などで必要になることがあります。張替えには、天井材の種類や部位によって異なる方法があります。

張替えの前には、必ず原因の特定が必要です。雨漏りの原因を特定して、その修理を行わない限り、張替えをしてもまた同じ問題が起きてしまいます。雨漏りの原因としては、屋根の劣化や、軒先の水切りの劣化、外壁のクラックや欠損、排水溝の詰まりなどがあります。修理方法については、専門業者に相談することが必要です。

また、張替えの際には、作業費用や材料費、施工期間、保証内容なども考慮する必要があります。費用については、平均的な相場がある程度存在しますが、施工場所や天井材の種類によって異なるため、見積もりを取ることが重要です。施工期間については、天井の広さや材料の種類によって異なります。保証については、施工業者によって内容が異なるため、十分に確認する必要があります。

張替えの際には、DIYで行うこともできます。
また、天井から雨漏りしている場合、まだシミが見える程度の雨漏りであれば費用や日数もわずかで手軽に行えることが多いです。

自分で雨漏りの跡やシミを消す方法は主に2つあります。

  • 漂白剤を使う
  • 塗装する

雨漏りでできた天井のシミを放置しておくと、内装の見た目が悪くなるだけではなく、木材の腐食やカビ、シロアリの発生など多くのリスクを生み出してしまいます。
また、台風等の自然災害が原因である場合には、火災保険を使用できる可能性があるため、低い負担額で修復できることがあります。まずはご自身の状況や保険を確認してみてはいかがでしょうか。

栃木県の雨漏り修理の臼井進

こんにちは
屋根雨漏りのお医者さん栃木県担当の臼井です。
弊社は、雨漏り修理専門のプロ集団で構成された会社です。
私自身は、一級建築士・基幹技能士・一級建築板金技能士など数多くの資格を保有して活動しております。
総合実績11万件以上で皆様の知る建物を数多く修繕してきました。


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