雨漏りのその後!修理後はどうしたらいいの?

雨漏り 防水シート

雨漏りの発生後や修理後のその後についてどうしたらいいのか?また、雨漏り修理後に再発するリスクについても解説します。

目次

雨漏り修理後にまた雨漏りする主な原因は?

雨漏り修理 その後

雨漏り修理後にまた雨漏りするケースは、いくつかあります。
その理由で多いのが、未熟な施工や勘で行う雨漏り修理になります。
雨漏りの原因をしっかりと追求せず、あるいは見つけられず、ここだろうと勘で施工することによって雨漏りがしっかりと直らず再発するというものが多いです。

また、施工業者の知識不足によって雨漏りが引き起こってしまう場合があります。
雨水の逃げ道としている場所にコーキング を打ってしまうなど知識不足による施工によって雨漏りの再発も少なくありません。

雨漏りの再発についてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓

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雨漏りの修理後に経年劣化でまた雨漏り

築年数 雨漏り

雨漏り修理後、何年かした後に雨漏りする場合があります。
雨漏り修理で直したところと違う箇所が経年劣化することで雨漏りが発生します。
雨漏りしている箇所だけの部分修理だけでなく、劣化が激しい場合には全体の修理も検討しましょう。

経年劣化による雨漏りについてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓

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雨漏りを放置した、その後は危険

雨漏り 放置 腐食

雨漏りを放置してしまうと、木造住宅の場合は、柱や屋根の下地が徐々に腐っていきますし、鉄骨の場合は錆が発生したりと、住宅の耐久性そのものが明らかに落ちてしまいます。

また、屋根裏などは、換気が悪ければ湿ったままどんどん腐っていき、シミが広がったり、カビが発生したりする危険性があったりと家の寿命が縮んでしまいます。
カビが発生すると、アレルギーをお持ちの方がいる場合、喘息など大変危険ですので、雨漏りは放置せずに直してしまいましょう。

雨漏りの放置についてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓

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雨漏りを直したその後は?

雨漏り修理

雨漏りを直した後も、定期的にメンテナンスをし、寿命が来ている箇所については交換や補修するなどし、さらなる雨漏り対策を行いましょう。
雨漏り対策については以下のようなものがあります。
・屋根の塗装
・外壁の塗装
・ベランダの防水塗装

屋根の塗装

スレート屋根の塗装

屋根塗装の費用相場:約40~80万円

お家を建ててから10年近くになる場合は、ペンキで屋根を保護する「塗装工事」が必要な時期。

元々、屋根材には塗料が塗られていますが、年月が経つにつれて塗料の効果は失われていき、ペリペリと剥がれてきてしまいます。

塗装が剥がれてしまうと、屋根材にコケやカビが生えたり、色あせてしまうだけでなく、雨水の浸透や紫外線の影響で、屋根材が割れてしまうことも。

屋根は特に、お家の中で一番、雨や紫外線が強く長く当たる部分なので、屋根を10年ごとに塗り替えておくと、キレイで健康な状態を維持することができて安心です。

また、塗装工事といっても、屋根材のひび割れや浮いている釘まで、コーキング材と呼ばれる樹脂で補修するため、雨漏りをしっかり防いでくれます。

屋根の塗装についてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓

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外壁のひび割れ

モルタル外壁 ひび割れ 雨漏り

外壁塗装の費用相場:約60~90万円

モルタル外壁や、サイディング外壁など、種類は様々ありますが、屋根と同じように、外壁にも約10年ごとの定期的な塗装工事が必要です。

外壁は築10年を過ぎると、色あせやカビ・コケが現れたり、ひび割れも起きるようになります。

そのまま塗装せずに放置しておくと、ひび割れが深く大きくなり、塗装が剥がれてしまい、外壁から雨漏りが起きてしまうことも。

雨漏りは屋根からのイメージがあると思いますが、外壁からの雨漏りに備えるためにも、外壁塗装が大切なんです。

外壁塗装では、ペンキを塗る工程の前にひび割れ補修も行うため、見た目がキレイになるだけでなく、雨水の侵入もしっかり防いでくれます。

外壁からの雨漏りについてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓

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外壁の塗装

モルタル外壁 雨漏り 補修

ウレタン防水工事の単価相場:約3,000~8,000円/㎡
FRP防水工事の単価相場:約4,000~8,000円/㎡

ベランダの床は、屋根塗装や外壁塗装と同じように、お家が築10年以上経っていれば防水工事が必要です。
ウレタン防水とFRP防水の2種類があります。

ベランダ防水トップコートの費用相場:約2,400~4,000円/㎡

ベランダに行われるウレタン防水・FRP防水は、どちらもシートや樹脂塗料によって、防水のための「層」が作られていますが、防水層の傷みが少ない場合は、表面だけのメンテナンスで済ませることができます。

ベランダ防水の一番上に塗られる樹脂はトップコートと呼ばれ、下の防水層を守ってくれていますが、雨や紫外線が直接当たるため、劣化しやすいところ。

お家が築5年、またはベランダ防水を下地から行なってから約5年頃に、トップコートでのメンテナンスをしておくと、雨漏りに強くキレイなベランダを保ちやすいです。

塗装についてはこちらの記事で詳しく解説しています。↓

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雨漏りのその後ついてのまとめ

雨漏りのまとめ

雨漏り修理をした後も、しっかりと直していないと再発することがあります。
また、経年劣化によって他の箇所から雨漏りすることも考えられるため、雨漏り修理後も定期的にメンテナンスは行いましょう。

栃木県の雨漏り修理の臼井進

こんにちは
屋根雨漏りのお医者さん栃木県担当の臼井です。
弊社は、雨漏り修理専門のプロ集団で構成された会社です。
私自身は、一級建築士・基幹技能士・一級建築板金技能士など数多くの資格を保有して活動しております。
総合実績11万件以上で皆様の知る建物を数多く修繕してきました。


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